【那須地方】適期収穫で大豆の安定生産を！大田原市で大豆現地検討会を開催

【那須地域】適期収穫で大豆の安定生産を！大田原市で大豆現地検討会を開催

令和７（2025）年11月11日（火曜日）に実取近代化営農集団倉庫・大田原市親園ほ場において、「那須地方大豆現地検討会」を開催し、管内農業者、関係機関・団体から24名の参加がありました。

昨今、米価の高騰に伴い水稲への作付け回帰が進む一方で、急激な増産による米価下落や、気候変動による収量・品質の低下といった様々なリスクが懸念されています。こうした状況に対応するため、本セミナーは、主食用米以外への作付転換作物の中でも、とりわけ地力の維持・増進に寄与し、労働時間あたりの収益性が高い大豆の生産拡大を目的として開催しました。

現地検討会では、収穫適期についての情報提供、施肥資材の違い（①鶏糞ペレット＋オール14、②豚糞ペレット＋オール14、③BB大豆一発044、④大豆ひとふりくん）や播種様式の違いによる生育差の確認を行いました。

参加者からは、堆肥活用による狭畦栽培のメリットや施肥設計による生育の差についての質問や活発な意見交換がありました。