重要なお知らせ
更新日:2023年6月8日
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気象庁発表6月8日(6時17分)発表によると、関東甲信地方では、9日未明から朝にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。
このため、関東甲信地方では、9日未明から朝にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
[雨の予想]
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方北部で40ミリ。
8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
栃木県南部で70ミリ。その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、多い所で、関東地方北部で50ミリの見込みです。
雨雲が現在の予想以上に発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
8日夜遅くから9日にかけて、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。降雹も予想されるので、以下の技術対策により被害防止に努めてください。また、農作業及び農地・農業用施設の見回りは気象情報を十分に確認し、人命を最優先に二次災害の防止を徹底してください。
(1) 大雨による冠水等が懸念されるので、排水路の点検を行い、浸水及び冠水時の速やかな排水に備える。
(2) ゴミや刈り払った雑草が水路を塞がないよう、事前に取り除いておく。
(1) 網が飛ばされたり破られたりしないよう固定状況を点検するとともに、破損部があると強度が低下するので補修しておく。
(2) 網目の細かい多目的防災網等は、強風による骨材への負荷を軽減するため、網の外側に支柱等を建て棚線に固定する。
(1) 被覆資材の破損部や固定が不十分なところがないか点検し、補修しておく。
(2) 筋交いにより奥行き方向への倒壊を防止する。また、ハウスの肩部を引っ張り資材や、つっかえ棒で補強し、骨材の変形を防止する。
(3) 使用していないハウスは、天井や妻面のビニールをはずして風を抜けやすくし、施設の損壊を防ぐ。
(1) 台風通過による被害に備えて、速やかに回復措置がとれるよう、排水対策や施設等の修復、病害防除等の準備をしておく。
(1) 大雨により冠水したほ場は、速やかに排水に努める。
(1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。
(2) 大雨によるほ場の冠水及び浸水が懸念されるので、排水対策に努める。
(3) 大雨により病気が発生しやすくなるので、必要に応じて薬剤防除を実施する。
(4) ひょうに打たれた場合は、病害が発生しやすくなるため、作物に登録のある殺菌剤
を散布する。
(5) 突風によって株の倒伏がひどい場合は、草勢維持を図るため、できるだけ株を起こ
す。
(1) 大雨に伴い炭疽病が発生しやすくなるので、排水対策を行うとともに、天候が崩れる前後に薬剤防除を実施する。
(1) 強風による損傷や倒伏を軽減するため、茎や枝を支柱やネット、誘引線によく固定しておく。また、被害を軽減するため、収穫可能な果実は早めに収穫する。
(2) 強風で株が傷んだ場合は、病害防除のための薬剤散布と草勢回復のための液肥の葉面散布を行う。
<事前対策>
(1) 突風による倒伏や茎折れ等を軽減するため、土寄せを行う。
<事後対策>
(2) 草勢の回復を図るため、窒素、加里を10a当たり成分で各2kg追肥する。
(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、結果枝等を棚に誘引し固定しておく。
(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、側枝等の太枝に支柱を設置したり、結果枝同士を結束するなどして固定しておく。
(1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。
(2) 大雨によるほ場の浸水及び冠水が懸念されるので、排水対策に努める。
(3) 大雨により病気が発生しやすくなるので、必要に応じて防除を実施する。
(1) 強風対策として、カーテン等の固定状況を点検し、補修、補強をしておく。
(2) 雨水の流入が懸念される場合は、土のう等により対策を講じておく。
(3) 車両や飼料、機器を水没しない場所へ移動しておく。
(4) 大雨により浸水する可能性のある電気設備の防水対策を講じておく。
(1) 大雨により冠水した場合は湿害が懸念されるので、畑の排水路を確保する。
(1) 発電機を準備し、燃料を確保しておく。
(2) 停電時に搾乳する場合は高泌乳の牛から行い、濃厚飼料の給与を控えることで乳量を抑え、乳房炎を予防する。
(1) 粗飼料をほ場等に保管している場合、隣接する河川の急激な増水による粗飼料の浸水、流出が心配される場合は、早めに移動しておく。
(注意)
大雨や強風時においては、身の安全を確保した上で、農作業を再開する。
農薬の使用に当たっては、使用基準(適用作物、希釈倍数、使用時期、使用回数等)を厳守する。同一成分の使用回数にも制限があるので注意する。
農薬散布に当たっては、飛散防止に十分注意する。
倒伏、冠水等により土壌等が付着すると、放射性物質に汚染されるおそれがあるので、収穫物に混入しないよう注意する。
お問い合わせ
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