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更新日:2025年12月26日

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ミツバチ利用に関する特別講義を開催しました

昨今、いちご等の交配用ミツバチ(レンタル巣箱)の不足が深刻な問題となっており、本県の主力品目である「いちご」や「梨」の生産現場でも不安が広がっています。 その要因は、地球温暖化や記録的な猛暑により、ミツバチの栄養源となる蜜源植物の開花が遅れたり、女王バチの産卵数が減少したりするなど、生態系に多大な影響が出ているためです。

こうした状況を受け、本校ではミツバチを健康に長持ちさせるための「上手な取り扱い方法」を学ぶ特別講義を実施しました。

講師には、栃木県養蜂組合の島田組合長をはじめ、役員4名の皆様をお招きしました。受講したのは「とちぎ農業未来塾」の研修生や、いちご学科、生産学部(野菜・果樹)の学生ら計約60名です。

【講義の内容】

座学: ミツバチの生理生態についての基礎知識。

フィールドワーク: 水飲み場の設置など、巣箱周辺の環境改善方法の実地指導。

特に、秋から初冬にかけて行う「巣箱のハウス外設置」に関する解説は非常に興味深く、来シーズンからすぐに実践できる具体的な内容であり、参加者にとって大変有意義な時間となりました。

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座学の様子

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いちごハウスの設置環境指導

 

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巣箱を見ながらの取扱い指導

 

 

お問い合わせ

農業大学校

〒321-3233 宇都宮市上籠谷町1145-1

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