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更新日:2020年12月2日

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緊急放流とは?

緊急放流(異常洪水時防災操作)

 緊急放流とは、正式には異常洪水時防災操作といいます。ゲートなど機械式放流設備を有するダムにおいて洪水調節(流入量>放流量)を続けた場合に、貯水位がサーチャージ水位(ダムに最大限貯めることができる水位)を超えることが予測される、すなわちダムの洪水調節容量を使い果たす場合に、放流量を流入量相当にする操作です。

緊急放流

 この操作により、ダムが洪水調節をしているときと比較して下流河川の水位が高くなる恐れがあるため、円滑な避難行動ができるよう、緊急放流を実施する3時間前と1時間前に関係市町村、関係機関へ連絡することとしています。

 また、想定し得る最大規模の降雨によるダム下流域の浸水想定図を作成し、公表しています。

ダム下流域の浸水想定図

非常用洪水吐からの越流

 洪水吐にゲートがなく、洪水調節の際に人為的操作を要しないダムがあります。このようなダムにおいても、計画規模以上の降雨等によりダムの洪水調節容量を使い果たす場合には、サーチャージ水位に設けられた非常用洪水吐から越流し、異常洪水時防災操作のように放流量が流入量相当まで増えます。

 人為的操作がないため異常洪水時防災操作には位置づけられていませんが、異常洪水時防災操作と同様に下流河川の危険度が増すため、適切な避難行動が必要となります。

hikaku

 

お問い合わせ

砂防水資源課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館13階

電話番号:028-623-2452

ファックス番号:028-623-2456

Email:sabou@pref.tochigi.lg.jp

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