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更新日:2020年7月21日

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栃木県の下水汚泥の有効利用

有効利用の状況

本県では、下水汚泥の有効利用を積極的に進めており、スラグの製造やコンポスト、セメント原料へ有効利用しています。

しかし、平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により、下水汚泥から放射性物質が検出されたため、スラグの有効利用を休止し、焼却灰をセメント原料等として、有効利用しています。

 

スラグの利用

 製造したスラグは、主に下水道工事の埋め戻し材などとして利用されていました。

 ※現在は、平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により、スラグから放射性物質が検出されたため、製造及び利用は休止しています。

下水道資源化工場で製造されるスラグ

  • 下水汚泥を焼却後、その焼却灰をおよそ1300度から1500度の高温で溶融したものです。溶融炉に投入される焼却灰には、脱水汚泥として搬入された後におよそ850度で焼却してできた焼却灰と、市の焼却炉で焼却された後に搬入される焼却灰があります。
  • 下水道資源化工場では、次の表にある2種類のスラグを製造することができます。

スラグの種類と製造方法

 

スラグの種類

製造方法

水冷スラグ 焼却灰を溶融後、水などで急速に冷却して生成したもので、砂状のものです。

空冷スラグ

焼却灰を溶融後、大気中で徐々に冷却して生成したもので、小石状のものです。

 

次の写真は、水冷スラグと空冷スラグの写真です。

 suragu

スラグの安全性

  • スラグは、1300度から1500度の高温で処理を行うので、ダイオキシン類のような化学物質は分解し、沸点の低い金属類は揮発し、わずかに残った重金属類はスラグのガラス質と一体化し、外には出ないようになります。
  • 製造したスラグは「栃木県エコスラグ有効利用促進指針」に基づく品質検査を定期的に実施し、安全性を確認しています。
  • 有効利用するスラグは、この指針に基づく品質検査に合格したものです。


問い合わせ先

スラグの有効利用に関する問い合わせ先は以下のとおりです。

  • 下水道資源化工場(宇都宮市茂原町768) 電話番号:0285-51-1820
  • 下水道管理事務所(上三川町多功1159) 電話番号:0285-53-5694

 

お問い合わせ

上下水道課 下水道担当計画管理チーム

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館14階

電話番号:028-623-2504

Email:jouge-s@pref.tochigi.lg.jp