第6部 共通的基盤的施策の推進

 

第3節 環境情報の整備・提供

 

環境情報の整備・提供の状況

 県民が欲しい情報を、欲しい時に、正確に、そしてわかりやすい形で提供することは、環境問題を正しく認識し、環境保全に関する個人の責任と役割を理解する上でも重要なことである。
 生活の様々な場面において、自主的で積極的な環境保全活動を促すような適切な環境情報の整備と情報提供体制の強化、体系化が必要とされている。
 そのためには、県の広報媒体(「とちぎ県民だより」、「広報誌とちぎ」等)はもとより、環境報告書や環境情報誌、各種パンフレットなどにより、適時、適切な環境情報の提供に努めるとともに、環境情報を整備し、インターネットを活用した情報提供体制を整備する。

環境情報の整備・提供事業

(1) 行政資料の提供

 本県の環境全般に関する行政資料「環境の状況及び施策に関する報告書(環境白書)」の概要版「栃木の環境」を作成・提供するとともに、大気、水、地盤環境など監視測定・調査した結果について適時公表し、環境保全活動を促す。
 また、12年度に開設したインターネットのホームページ「とちぎの環境」については、引き続き内容の充実に努める。(表6−1)

表6−1 ホームページ「とちぎの環境」登載項目等

(2) 環境学習に関する情報の提供

 環境学習関連施設の紹介や、環境クイズの掲載等、インターネットによる情報提供機能を活用した新鮮で使いやすい情報の提供に努めたほか、15年度には、県が策定した計画・指針等をアーカイブ(書庫)としてHPに掲載した。

 

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