6 水辺環境の保全と創造
1 河川・水路・渓流の保全
河川、水路、渓流の整備に当たっては、低水路の蛇行、瀬と淵の創出など生態系に配慮した「多自然型川づくり・渓流づくり」を推進しており、17年度は、25河川、10渓流の整備、保全を行いました。
また、河川改修事業と併せて、緑地、公園等の整備を一体的かつ総合的に実施することにより、効率的な施設整備を実施しています。

生態系に配慮した多自然型の水辺(大田原市 百村川)
2 親水空間の確保
河川に清流と生物を呼び戻し、広く住民に親しまれる憩いの場として河川の有効利用を図るため、せせらぎのある水辺、親水、豊かな川づくりを実施しています。また、水質の保全や改善を図るための河川浄化事業を12年度から足利市の矢場川において実施しており、17年度に完了しました。
さらに、身近な遊び場や環境教育の場として活用できる水辺空間の整備を行う「水辺の楽校」プロジェクトを推進し、河川を活用した体験学習を支援しているほか、河川愛護活動やイベントの開催、広報活動の実施等により、河川の重要性に関する普及啓発に努めるとともに、地域住民と取り組む川づくりを推進しています。

自然とふれあえる親水空間(壬生町 黒川)