第３部　計画等の進捗状況

1　指針策定の趣旨

イベントは、県施策の普及啓発に有効な手段であるため数多く取り組まれているが、イベントの開催を「環境への影響」という視点で見ると、ごみの大量排出やエネルギーの大量消費といった側面もある。

このため、県では、19年２月に「栃木県イベント環境配慮指針」を策定し、県が開催するイベントにおいて、指針に基づく自主的な環境配慮を行うことで環境負荷の軽減を図ることとした。

2　対象となるイベント

県内で開催され、不特定多数の県民が自由に参加できるイベントであって、県又は県が構成員となる実行組織が主催し、又は共催するイベントを対象として、「環境に配慮したイベント開催要領」に定める「環境配慮」を実施する。

また、県が後援するイベントについても、関与の程度に応じて、主催者に協力を要請する。

3　環境配慮の内容

1. 省エネルギー・省資源の推進
2. 廃棄物の発生抑制及びリサイクル等の推進
3. 公共交通機関等の利用促進
4. 参加者への意識啓発・情報提供
5. 運営体制の整備
6. 会場周辺の環境保全（屋外で開催するイベント）