警察署長メッセージ

　下野警察署長

　松本 泰之

　ホームページをご覧いただきありがとうございます。
　暦の上では間もなく春を迎えますが、まだまだ寒い日が続いています。

　さて、昨年の下野警察署管内の犯罪と交通事故の発生状況等についてお知らせします。
　はじめに、犯罪情勢ですが、下野警察署管内では、昨年1年間で暫定値で合計583件の刑法犯を認知しました。
　主な特徴としまして、総件数は一昨年よりも若干増加したものの、放火や不同意性交等などの重要犯罪が大幅に減少し、窃盗犯のうち車上狙いが減少しました。一方、自転車盗、金属窃盗がそれぞれ大幅に増加し、総件数を押し上げました。このほか、特殊詐欺とSNS型詐欺も前年より増加しました。
　また、首都圏などで発生しているいわゆる闇バイトによる強盗事件などを受け、住民の皆様から不安の声が数多く寄せられました。警察署としましては、深夜のパトロール等に努めておりますが、戸締りの確認はもちろん、防犯カメラやセンサーライトの設置など、各種防犯対策についてもご検討ください。
　交通事故については、当事者がお亡くなりになる事故が4件発生し、一昨年よりも1件増加しました。重傷を負った事故は25件発生し、同じく一昨年よりも増加しました。今年に入っても当署管内を含め県内で重大事故が多発している状況です。ドライバーの皆様は、3S運転の励行など、安全運転をお願いいたします。
　下野警察署では、本年も住民の皆様が安全で安心して暮らせるよう、昨年の状況や皆様からのご要望を踏まえ、深夜のパトロールを強化するなどして各種犯罪の検挙と抑止に努めるとともに、反射材の配布など広報啓発活動や交通違反の指導取締りを強化して交通事故の抑止に努めてまいります。
　本年も引き続き警察活動への御理解と御協力をお願いいたします。

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