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県内企業の声

住友電工電子ワイヤー株式会社

企業名 住友電工電子ワイヤー株式会社
住所 〒322-8585
栃木県鹿沼市さつき町3-3
TEL 0289-76-0302(ダイヤルイン)
ホームページ http://www.sei.co.jp/ewp/J/
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目標とする姿を「Glorious Excellent Company」という言葉に込めて確かな企業理念と持続的な成長力を併せ持ち、お客様、ひいては社会に貢献する企業グループの実現を目指す住友電工グループ 住友電工電子ワイヤー株式会社様をお訪ねし、お話を伺いました。

主な事業内容について

 住友電工電子ワイヤー株式会社(以下、住友電工電子ワイヤー)は、昭和44年(1969年)住友電気工業株式会社の電子ワイヤー事業部門がこの地に展開したのを発祥としています。以後事業を拡大し、平成15年(2003年)に住友電工の電子ワイヤー部門を分社独立させて現在に至っています。
 当社の製造する「電子ワイヤー製品」は、家電・エレクトロニクス製品や自動車の中に用いられる配線材として、世界中で使われています。
 住友電工の電子ワイヤー事業は、中国、米国、マレーシア、ハンガリー、ベトナムに7つの生産拠点を持ち、グローバルに事業を展開していますが、当社はその中で、住友電工の電子ワイヤー製品製造のグローバル展開におけるマザー工場として、新製品開発および生産技術の確立を担っています。

企業にとっての栃木県の立地環境について

 栃木県に立地している最大のメリットは災害が少ないことと、地下水が豊富なことです。海に近い事業所や海抜が低い事業所などでは、台風による被害や雨・河川の氾濫などによる浸水被害が聞かれるのですが、当社はこれまでそういった被害にあったことはありません。
 また当社は地下水を有効利用していて、工業用水として使用するほか、食堂の水や飲料水もすべて地下水を活用しています。住友電工の他の事業所ではこのような例はありません。

 一方、物流面に関しては、当社は輸出入のニーズが多いため、鹿沼インターから東京港や横浜港へ、高速道路を用いたダイレクトなトラック輸送ができることが何よりも大きなメリットです。
 国内輸送についても、中京圏の顧客様などの遠方にも、高速道路を利用したトラック輸送が容易にできることが立地上のメリットだと考えています。

「MADE in とちぎ」製品のセールスポイントについて

 住友電工の電子ワイヤー事業は、海外展開を積極的に進めていますが、海外生産を展開するに当たっては、日本で新しい製品を立ち上げて生産技術を確立し、その後に海外で生産していくという形態をとっています。今後のグローバル展開においても、当地を事業の中心として事業を発展させていきます。
 住友電工の電子ワイヤー製品は、世界シェア1位です。皆様が日常何気なくお使いになっている家電・エレクトロニクス製品や自動車の中にも、当社の技術が組み込まれています。

環境への取り組みについて

 住友電工電子ワイヤーは平成10年(1998年)にISO14001を取得するなど、環境に配慮した事業を行っています。
 また、当社は平成22年(2010年)4月に完全ゼロ・エミッションを達成しました。今後も、「事業活動における環境負荷の低減」と「環境配慮製品への対応」を中心に環境配慮型の事業活動を続け、地域の皆様と共存共栄していきたいと思います。

県民に対して一言

 私たち住友電工電子ワイヤーは、住友電工グループの企業として、「住友事業精神」と「経営理念」に示されている理念の実現に向けて、強い意思と熱意を持って積極的に取り組んでいます。
 「住友事業精神」は、住友家初代・住友政友が後生に遺した商いの心得『文殊院旨意書』を源流として、発展・深化を遂げてきたものです。また、「経営理念」は、創業100周年を機に住友電工グループの一層の飛躍のため、住友事業精神を踏まえて「経営理念」を明文化したものです。これらの中には、製造会社として重要な「技術の重視」の他に、「国家・社会全体の利益」「よりよい社会・環境づくりへの貢献」「高い企業倫理の保持」「信頼される会社」などの文言が含まれています。
 今後も、事業活動を通じて皆様のよりよい生活に貢献していきたいと考えております。

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