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| 企業名 | いすゞ自動車株式会社 栃木工場 |
|---|---|
| 住所 | 〒329-4424 栃木県栃木市大平町伯仲2691番地 |
| TEL | 0282-43-1811 |
| ホームページ | http://www.isuzu.co.jp/ ※クリックすると別ウィンドウで開きます |
「運ぶ」を支え、信頼されるパートナーとして、豊かな暮らし創りに貢献しているいすゞ自動車株式会社様。
今回は栃木市にある栃木工場様をお訪ねし、総務人事部 栃木総務グループ シニアスタッフ 山田 賢治様にお話を伺いました。
【 ISUZU社製商用車 】
当社は商用車・ディーゼルエンジンに特化した開発・生産を主業務として「商用車とディーゼルエンジンのグローバル・リーディング・カンパニー」を目指しており、日本の自動車メーカーとしては最古の歴史を有しています。
商用車とディーゼルエンジンで世界でNo.1になるという大きな目標を掲げ、事業にまい進しております。
その中で、当工場は大型・中型・小型の商用車に搭載するエンジン、さらには産業用エンジン（建設機械のエンジン・マリンエンジン・動力エンジン）や足回りの部品（アクスル関係部品）の生産を行っております。当工場で生産されたエンジンは他県にある当社の車両生産工場への供給、および建設機械メーカー様への直接供給、広くは全世界へ向けての輸出も行っております。
物流の面では、出荷や部品調達などで頻繁に高速道路を利用しますので、昨今の交通インフラの整備や高速道路へのアクセスの良さにはメリットを感じております。
また、自然災害が少ないという点からも生産活動に適している立地環境だと思います。
地震に関しての危機管理は徹底しておりまして、震度3程度の地震でも全ての生産ラインを停止し、誤作動はないかなどの点検を行います。生産ラインは当工場の命綱でもあり、少しでも不具合がありますと品質に影響が出てしまいますので、地震が少ないという点は特に重要なポイントだと思います。
また、当工場からみた立地もありますが、ご協力いただいている企業様からみても条件の良い立地なのではないかと思います。
【 自動車用ディーゼルエンジン 】
国内で流通している当社ISUZU製のトラックに搭載されているエンジンは全てこの栃木工場で一貫生産されております。当社の海外向け製品にも一部、当工場で生産されたエンジンが搭載されております。
また、昨今では電子制御の部品が多く利用されておりまして、妨害電波などの影響で誤作動が発生してはいけないので、当工場には世の中のあらゆる電波を作り出せる装置を完備しております。それだけの設備を持つところは、専門研究機関を除いては国内のメーカーではこの栃木工場のみです。新製品を搭載する際にはこの装置を利用した電波室での検証を徹底しております。
その他、エンジン部品にはカムシャフトなどの鍛造部品が使用されておりまして、当社の生産工場は国内外にありますが、当工場は唯一鍛造工場を有している工場でもあります。
地域貢献という面では小・中・高生などを主な対象として、工場見学の受け入れを行っております。やはり進路に関わってくる部分もありまして、高校生の方の割合が多いです。その他には定期的に工場周辺地域の清掃活動を行っております。
環境面に関しましても当然のことながら、ISO14001を取得しそれに基づくゼロ・エミッションやリサイクル活動にも力を入れております。
特にリサイクルという面においては、資源は無限にある訳ではないので、工場内の機能だけでなく従業員一人一人の意識も高めていくという仕組みを作っております。
当社は「ものづくり」をしている企業なので、騒音や水質汚濁などで近隣の皆さまに迷惑をかけるようなことがあってはならないと思っております。環境委員会を設け会社全体で活動すると同時に、社員一人一人が神経を尖らせ日々の生産活動に努めております。
当工場の従業員は大半が栃木県出身者であり、地域に根ざした企業活動を日ごろから考え活動しております。
今後も栃木県から高品質のエンジンを国内外に向けて発信できるように、環境などにも高い意識を持ちながら県民の皆さまと共に企業活動ができれば非常にありがたいと思っております。
各企業についてのお問い合わせは、各企業の連絡先に直接お問い合わせください。