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県内企業の声

富士電機機器制御株式会社 大田原事業所

企業名 富士電機機器制御株式会社 大田原事業所
住所 〒324-8510
栃木県大田原市中田原1043番地
TEL 0287-22-7111
ホームページ http://www.fujielectric.co.jp/fcs/
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社会へ暮らしへ産業へ、電気・電子制御コンポーネントシステムをお届けし、ビルディングや工場のファクトリーオートメーションラインをはじめ、社会の幅広い場所で産業インフラの根幹を支えている富士電子電気制御株式会社様。
今回は、大田原市にある大田原事業所様をお訪ねし、事業所長の石川昇様、人事総務部アシスタントマネージャー 冨重敦史様にお話を伺いました。

主な事業内容について

【 漏電遮断器/配線用遮断器 】

 当社は富士電機グループの事業会社となります。
 グループ全体としては、社会システムや産業プラント、ファクトリーオートメーション、受配電コンポーネント、半導体、ディスク媒体、自動販売機、コールドチェーン機器をはじめ多岐にわたる事業を手がけております。
 その中で当社は主に、受配電コンポーネント事業にあたる漏電遮断器や配線用遮断器(ブレーカ)の生産を行っており、富士電機グループのブレーカ生産拠点として重要な役割を担っております。

企業にとっての栃木県の立地環境について

 昭和48年(1973年)に縁あって進出して参りました。当時は現在の様な工業団地はなかったのですが、栃木県や大田原市の方々のご支援を頂きまして、周辺を工業団地にして頂いた経緯があります。進出してきた当時、地元の方々からも土地を譲って頂きました。栃木県民の「来るもの拒まず」といった感覚、またご支援・協力頂いた皆さまには大変感謝しております。

 立地条件的にも都心から120km圏内であり、東北自動車道や東北新幹線も利用出来るためアクセスもよく、住環境の面でも比較的住みやすい環境であるため労働力も豊富であり生産活動をする上で適した立地だと思います。

「MADE in とちぎ」製品のセールスポイントについて

 業界に先駆けてツインブレーカをお届けするなど、当社は漏電遮断器や配線用遮断器のリーディングカンパニーとして、近頃の高調波環境に対応したIC搭載の漏電遮断器など先進の機器を開発しあらゆる場面で電気の事故を防いでおります。
 昨今海外での生産が多くなってきていますが、当社は栃木県に限らず日本の「ものづくり」を日本に残したいと考えています。国内のお客様に提供する製品は、地産地消として国内生産をしていく方針を掲げており、「MADE in Japan」にこだわった「ものづくり」を進めていくことで「世界一」を目標に掲げ生産活動に努めて参りたいと考えております。
 「世界一」とは抽象的な表現ではありますが、シェアや品質等の変動がある指標だけでなく、企業の持っている伝統やモラル、従業員の気概などそういった部分で「世界一」になれればと思っております。
 従業員の意識も、一人一人が生産効率や生産環境の向上を自発的に考え動いておりそうした力が当社の一番の強みであり、財産だと考えております。当社で生産されている製品は「MADE in Japan」であり、まさに「MADE in とちぎ」であろうかと思います。

地域貢献活動について

【 地域貢献活動の様子 】

 商工会議所とは頻繁にタイアップさせて頂いており、大田原市産業文化祭、夏祭り等の主要なイベントには積極的に協賛させて頂いております。
 また、地域住民の皆様との共存をモットーに周辺地域の清掃活動、体育館・グラウンドの一般開放等に取り組んでおり、このような地域活性化に繋がる活動を今後も継続して行っていきたいと考えております。
 その他、雇用という観点での地域貢献と致しましては地域の豊富な労働力を活かすために積極的に地元採用に力を入れております。

県民に対して一言

 昨今、「ものづくり」の現場が海外へ流出する傾向にありますが、栃木県には古くからものづくりに係わる多数の企業があり日本のものづくりの根幹を支えてきたと自負しております。このような状況下であるからこそ改めて県内企業が一丸となって栃木県の「ものづくり」を強化していくことで栃木県を、更には日本の「ものづくり」の素晴らしさを国内外に強くアピールしていくことが重要であると思います。

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