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更新日:2021年9月9日

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新任地域連携教員研修・地区別地域連携教員研修

新任地域連携教員研修及び地区別地域連携教員研修

日時:令和3年6月11日(金曜日)

新任地域連携教員研修 10時00分~12時30分

地区別地域連携教員研修14時00分~16時30分

会場:栃木県庁塩谷庁舎401会議室・101会議室・202会議室

研修の様子

sinnin前半の新任地域連携教員研修では、「地域と連携した活動を進めるために」といったテーマで説明や演習を行いました。管内の小・中・県立校から19名の新任地域連携教員が参加し、学校と地域の連携を推進するための自校の現状の分析や、各校で地域連携を推進するための計画作成を行いました。

後半の地区別地域連携教員研修には、管内50名の地域連携教員が参加し、学校運営協議会制度の導入と地域学校協働活動の推進についての説明を受けた後、密を避けるため3会場に分散し、グループ協議を行いました。少子高齢化やグローバル化など社会が複雑化・多様化する中で、「このまま成り行き任せでは、将来まずいことになるのではないか」という危機意識を持った先生は多く、児童生徒や地域の未来を創るために学校・家庭・地域が一体となった取組について様々な意見が交わされました。tiren1

以下は、参加された先生方の感想です。◆他校の地域連携活動について知ることができ勉強になった。コミュニティ・スクールについてもより知らなければいけないと感じた。◆先進的な取組を参考にすることで、地域と学校の連携・協働を図っていきたいと思う。やはりコーディネーターの確保とその運営が鍵を握っていると思った。◆協議の中で、小学校ではボランティアに入ってもらいたい。中・高等学校では生徒にボランティアとして地域に出向き活動をさせたいという意見が多かった。◆異校種の先生方と話合いができ、できることの広がりや身に付けられることの可能性を感じた。また、他市町の取組も聞くことができ良かった。◆地域コーディネーターが学校に配置されていない地域なので、地域の方とつながる際、新しい活動を行うときなど一から関係づくりをしていくことになる。時間と準備の多さが負担に感じることがある。◆本市でも地域学校協働本部がスタートして、地域連携を推進していこうとする動きが活発であるが、学校が地域に協力を依頼する活動が中心になりがちだと感じている。学校が地域づくりに少しでも貢献できる双方向の連携を目指していきたい。

さて、地域と学校が連携・協働することで次のような子どもたちへの効果が期待されています。◆「生きる力」が育成される◆地域への愛着が芽生える◆学力向上の基盤をつくる◆社会性が育まれる

地域と学校の連携・協働に向け、新しい取組よりもすでに実施していtiren4る活動の中から、学校・家庭・地域の人たちが一緒になって子どもたちや地域のためにできる活動はないか、当事者意識をもって「熟慮」と「議論」を重ねる「熟議」をすることが大切です。学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業の改善が求められていますが、学校・家庭・地域のかかわりもコミュニティ・スクールの設置や地域学校協働活動の推進といったように熟議に基づいた変革が求められています。

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塩谷南那須教育事務所

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