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更新日:2017年4月1日

ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物について

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法

ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、絶縁性が高く電気的特性に優れていることから、電気製品の絶縁油としてトランスやコンデンサ等に広く用いられていましたが、一方で人の健康・環境への有害性が確認され、さらに自然界で分解されにくく環境中に残留することが確認されたことから、その毒性が社会問題化したため昭和47年以降その製造は行われていません。

PCB廃棄物については、長期にわたり処分されてこなかったことから、処理のために必要な体制をすみやかに整備し、確実かつ適正な処理を推進するため、平成13年7月15日にポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法が定められました。(平成28年8月1日改正 概要(外部サイトへリンク)

法の施行により、高濃度PCB廃棄物は中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)の処理施設、低濃度PCB廃棄物は全国31箇所ある無害化認定処理施設を活用し、PCB廃棄物の処分を行うこととされています。PCB廃棄物を保管している事業者及びPCB使用製品を保有している事業者は、毎年保管や処分の状況についての届出を行うことのほか、法に定める期間内に「処分」及び「廃棄」することが義務付けられました。

同法の概要は以下のとおりです。各事業所のみなさまにおかれましては、改めて事業所内での該当する廃棄物の有無を確認いただきますとともに、速やかな適正処理を行っていただきますよう併せてお願いします。

PCB廃棄物は、処分期限までに処理する必要がありますのでご注意ください! 

 

ポリ塩化ビフェニル廃棄物・使用製品について(特別措置法第2条第2項及び第4項)

ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物とは、ポリ塩化ビフェニル(PCB)使用製品が廃棄物となったものです。

なお、PCB使用製品とは次のものです。(※詳細

  1. ポリ塩化ビフェニル原液
  2. ポリ塩化ビフェニルを含む油
  3. ポリ塩化ビフェニルが塗布され、染み込み、付着し、若しくは封入されたもの

(主に昭和47年8月までに製造されたトランス、コンデンサ、蛍光灯安定器などに含まれています)

意図的にPCBを使用したトランス、コンデンサ等の機器、廃PCBのPCB濃度は数十%~100%と非常に高濃度です。しかし、PCBを使用していないとする電気機器等に、数mg/kg から数十mg/kg 程度のPCBに汚染された絶縁油を含むものが存在することが、平成14 年に判明しました。このように微量のPCBに汚染された電気機器等が廃棄物となったものを「微量PCB汚染廃電気機器等」と呼んでいます。

また、PCBを意図的に使用したもののうち、ある一定濃度以下のものを「低濃度PCB含有廃棄物」と呼んでいます。「微量PCB汚染廃電気機器等」と併せて、これらを「低濃度PCB廃棄物」と区分しています。これらは、環境大臣による無害化認定施設及び都道府県知事の許可施設で処理をすることになっています。

いずれのPCB廃棄物も、廃棄物処理法及びPCB特別措置法の適用をうけますので、保管事業者には、保管基準の遵守や保管状況等の届出、処分期限内の処分が義務づけられています。

 

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ポリ塩化ビフェニル廃棄物の処分方法等について

PCB廃棄物は、次のとおり大きく3つに分類されます。

  高圧トランス・コンデンサ類 安定器等・汚染物 低濃度PCB廃棄物
種類

PCBを意図的に使用したトランス、コンデンサ等の機器、廃PCB油(低濃度PCB廃棄物に該当するもの除く)

 PCBを意図的に使用した安定器、小型電気機器や汚泥、ウエス等のPCB汚染物(低濃度PCB廃棄物に該当するもの除く)

(1)PCBが間違って混入したトランス、コンデンサ等の機器、廃PCB油(微量PCB汚染廃電気機器等)

(2) PCBを意図的に使用しているが、PCB濃度が500mg/kg以下のもの(低濃度PCB含有廃棄物)

処理先 JESCO北海道PCB事業所(当初施設)で処理 JESCO北海道PCB事業所(増設施設)で処理 環境大臣による無害化認定施設及び都道府県知事の許可施設で処理
処分期間

平成34年3月31日まで

平成35年3月31日まで

平成39年3月31日まで

備考 JESCOへの登録(機器等登録)が必要 ※ JESCOへの登録(搬入荷姿登録又は予備登録)が必要 ※ 詳細は、環境省のHPをご覧ください。(環境省ホームページ(外部サイトへリンク)

 

※高濃度PCB使用製品についても、処分期間は高濃度PCB廃棄物と同様であるため、期間内に廃棄(使用を止めること)し、処分する必要があります。

 

※ JESCOへの登録、処理の申込については、JESCOのHPをご覧ください。

JESCOホームページ(外部サイトへリンク)

ポリ塩化ビフェニル廃棄物に関する各種パンフレット(環境省ホームページ(外部サイトへリンク)

 

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ポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管基準・特別管理産業廃棄物管理責任者について

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の保管基準について

PCB廃棄物は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)で規定する特別管理産業廃棄物に該当し、同法で定める「特別産業廃棄物保管基準」に従って以下のとおり保管しなければなりません。(廃掃法第12条の2第2項)

  1. 周囲に囲いを設けること。
  2. 廃棄物の種類などを表示した掲示板を設けること。
  3. 飛散、流出、地下浸透、悪臭が発生しないよう必要な措置を講じること。
  4. ねずみが生息し、及び蚊、はえその他の害虫が発生しないようにすること。
  5. 他の者が混入する恐れのないよう仕切りを設けること等の必要な措置を講じること。
  6. ポリ塩化ビフェニル廃棄物については、容器に入れ密封すること等揮発の防止のために必要な措置及び高温にさらされないために必要な措置を講じること。
  7. ポリ塩化ビフェニル汚染物又はポリ塩化ビフェニル処理物については、腐食防止のために必要な措置を講じること。

 特別管理産業廃棄物管理責任者について

廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づき、ポリ塩化ビフェニル廃棄物を保管する事業場には特別管理産業廃棄物管理責任者を置き、適正に管理する必要があります。(廃掃法第12条の2第8項)

 

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PCB特措法に係る各種届出について

保管状況等届出について

保管及び処分の状況について、毎年度、届け出なければなりません。(特別措置法第8条、15条及び19条)

  • 届出内容:前年度の保管及び処分の状況(高濃度PCB使用製品については、廃棄の状況)
  • 届出期限:毎年6月30日まで
  • 届出先:各環境森林・管理事務所環境対策課(宇都宮市にあっては宇都宮市廃棄物対策課)
  • 提出部数:正副各1部
  • 添付書類:

(1)ポリ塩化ビフェニル廃棄物を特定できる写真(A4用紙に貼付)

※これまでの届出で既に写真を提出し、かつ、その保管場所等に係る変更がない場合には、再提出は不要です。

(2)特別管理産業廃棄物管理責任者の資格等証明書の写し

※講習((公財)日本産業廃棄物処理振興センター又は(公社)栃木県産業廃棄物協会が行うもの)を受講されている方は、その修了証の写しを添付してください。なお、特別管理産業廃棄物管理責任者は事業場ごとに一人以上置かなければなりませんが、その資格を届出時点で有していない場合は、責任者の職及び氏名欄に「受講予定」と記載してください。

(3)処分した場合は、産業廃棄物管理表(マニフェスト)の写し

※平成28年8年1日にPCB廃棄物特別措置法施行規則が改正され、届出様式が変更されました。

 

終了届出書について

すべてのポリ塩化ビフェニル廃棄物の処分したとき、または、すべてのポリ塩化ビフェニル使用製品の使用をやめたときに、事業者は、処分及び使用をやめた日から20日以内に、その旨を都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出なければなりません。(特別措置法第10条第2項、15条及び19条)

【届出が必要となる主な例】
○高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物を保管していて、そのうち高濃度PCB廃棄物はすべて処分したとき。
○高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物を保管していて、そのうち低濃度PCB廃棄物はすべて処分したとき。
○高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物を保管していて、どちらもすべて処分したとき。
○すべての高濃度PCB使用製品の使用をやめたとき。
○すべての高濃度PCB使用製品の使用をやめて、併せて処分もしたとき。

※ここで言う「処分したとき」とは、マニフェストE票が返送されたときではなく、処分委託契約の締結日となります。

 

処分期限を越えて処分する場合の届出について

高濃度PCB廃棄物は、原則、以下の処分期限までに処分しなければなりません。(特別措置法第10条第1項)
・トランス・コンデンサ(平成34年3月31日まで)
・安定器等(平成35年3月31日まで)

ただし例外として、上記の期日の1年後(特例処分期限日)までに処分することが確実な場合には、その旨を都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出ることで、処分期限を越えた処分が認められております。(特別措置法第10条第3項、15条及び19条)

なお、上記届出の内容に変更等があった場合には、その旨も都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出なければなりません。(特別措置法第10条第4項、15条及び19条)

 ※特例処分期限日とは・・・上記の期日から1年経過した日のこと。
 特例処分期限日以降に高濃度PCB廃棄物を処分することは不可能であるとされていることから、そのことを十分留意し、計画的に処分するようお願いします。

譲受け届出について

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の譲り渡し、譲り受けは原則として禁止されています。(特別措置法第17条)

ただし、保管事業者が確実かつ適正にポリ塩化ビフェニル廃棄物を保管することができなくなったと都道府県知事(又は政令で定める市長)が認めた場合は例外としています。
その上で、ポリ塩化ビフェニル廃棄物を譲り受けた者は、当該廃棄物を譲り受けた日から30日以内に保管場所を管轄する都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出なければなりません。

なお、栃木県内(宇都宮市以外)で譲り受け等を行う場合には、上記の届出書と併せて、以下の適用申請書等を栃木県知事に提出しなければなりません。

 

事業場変更届出について

ポリ塩化ビフェニル廃棄物等を保管する事業場に変更があった場合には、変更のあった日から10日以内に、変更前後の事業場の所在地を管轄する都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出なければなりません。(特別措置法施行規則第11条、15条及び19条)

 

承継届出について

事業者について相続、合併等があったときは、相続人、合併後に存続する法人は、その事業者の地位を承継することになります。この場合、承継した者は30日以内に都道府県知事(又は政令で定める市長)に届け出なければなりません。

 

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届出等提出先及び相談先

相談先等は各環境森林・管理事務所環境対策課及び栃木県廃棄物対策課となります。管轄市町村及び連絡先は以下を参照してください。

宇都宮市内の事業者については宇都宮市廃棄物対策課となります。

提出先

住所及び電話番号

各環境森林・管理事務所の管轄市町村

県西環境森林事務所

(環境対策課)

〒321-1263

日光市瀬川51-9

電話0288-23-1000

鹿沼市・日光市

県東環境森林事務所

(環境対策課)

〒321-4325

真岡市田町1568

電話0285-81-9002

真岡市・上三川町・益子町・茂木町・市貝町・芳賀町

小山環境管理事務所

(環境対策課)

〒323-0811

小山市犬塚3-1-1

電話0285-22-4309

栃木市・小山市・下野市・壬生町・野木町

県北環境森林事務所

(環境対策課)

〒324-0056

大田原市中央1-9-9

電話0287-22-2277

大田原市・矢板市・那須塩原市・さくら市・

那須烏山市・那珂川町・塩谷町・高根沢町・那須町

県南環境森林事務所

(環境対策課)

〒327-8503

佐野市堀米町607

電話0283-23-4445

足利市・佐野市

 

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お問い合わせ

廃棄物対策課 廃棄物対策担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階

電話番号:028-623-3107

ファックス番号:028-623-3113

Email:hai-tai@pref.tochigi.lg.jp