【塩谷南那須地域】管内でICTを搭載した薬剤散布機（畜産）が導入されました

    塩谷南那須農業振興事務所では、畜産経営の大規模化が進んでいることを受け、作業省力化を図るためにICTを活用したスマート畜産技術の普及を推進しています。現在、管内において約30戸の農家でスマート畜産技術が導入されています。

    今年度、管内の飼料生産組織において、飼料作物の管理作業の省力化を目的とし、ICTを搭載したブームスプレイヤーが導入されました。ほ場のデータを元にGPS制御システムを活用することで、ノズルの開閉や薬剤の散布量を自動で調整し、重複散布の防止やほ場の形状に合わせた散布が可能となります。

    導入組織によると、飼料用トウモロシにおける農薬散布の作業時間が大幅に削減され、省力化に繋がっているとのことでした。

    今後も当事務所ではICTを活用したスマート畜産技術の紹介や効果検証等を行い、導入を支援していきます。

 

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