栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
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第1章 "とちぎ"を見る

第1節 時代の潮流

1 少子高齢化・人口の減少

 近年、我が国では、未婚率の上昇や晩婚化などにより出生率が低下し年少人口(14歳以下)が減少する少子化と、平均寿命の伸長等により老年人口(65歳以上)が増加する高齢化とが、世界に類を見ないスピードで進行しています。
 人口構成は、平成9(1997)年に年少人口が老年人口を下回り、以降その差は拡大し続け、総人口も、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、ここ数年で概ねピークに達し、今後、長期の人口減少過程に入るとされています。
 このような、少子高齢化や人口の減少という、私たちがいまだかつて経験したことのない状況は、産業や就労をはじめ、教育や医療・福祉・年金などの様々な分野で、今後の私たちの日々の暮らしに直接あるいは間接的に大きな影響を及ぼすと予想されています。
 本県が、今後とも豊かで活力あふれる地域として発展していくためには、県民全体が少子高齢化や人口減少に対する問題意識を共有しながら、安心して子どもを生み育てることができ、高齢者がいきいきと暮らせる社会の実現に向けて、より実効性のある対策を推し進める必要があります。

年齢3区分別人口の推移(中位推計・全国)
「年齢3区分別人口の推移(中位推計・全国)」のグラフ
資料:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成14年)

出生数と合計特殊出生率の推移(全国)
「出生数と合計特殊出生率の推移(全国)」のグラフ
(備考)合計特殊出生率:15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に子供を産むとした場合の平均子ども数
資料:厚生労働省「平成16年人口動態統計」

※国勢調査の速報値によると、平成17(2005)年10月現在の人口は約1億2,775万7千人で、平成16(2004)年10月現在の推計人口と比べて、約1万9千人減少しました。

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