栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
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第1章 "とちぎ"を見る

第1節 時代の潮流

4 環境の保全、資源・エネルギーの有効活用

 私たちのこれまでのライフスタイルや産業経済活動は、エネルギー消費の増大や資源の枯渇などの問題を引き起こし、さらには、自然の持つ復元能力を超えた環境への負荷を与え続けた結果、地球温暖化やオゾン層の破壊などの地球規模での環境問題が進行しています。これらは、人類共通の課題として、解決に向けた実効性ある緊急の取組が求められています。
 また、私たちの身近な日常生活においても、廃棄物の不適正な処理や有害化学物質の問題などにより、生活環境に対する不安が生じているほか、自然環境や生態系への影響も心配されています。
 このような中で、利便性や効率性よりも、環境への配慮を優先する考え方が広がりを見せ、環境への負荷を減らすようなライフスタイルへの転換など、人々の意識や社会の仕組みが変わりつつあります。
 本県が、安心な暮らしを守り、将来に向けて持続的に発展をしていくためには、私たち一人ひとりが環境問題を真摯に受け止め、生物の多様性を確保しながら豊かな自然環境と共生した暮らしを築くとともに、資源・エネルギーの有効活用や廃棄物の適正処理の推進などによる環境負荷低減への取組など、循環型社会形成の実現に向けて、一層の努力が強く求められています。

国内二酸化炭素排出量の推移
「国内二酸化炭素排出量の推移」のグラフ
(備考)京都議定書では、二酸化炭素等の温室効果ガスを基準年の排出量から平成20年から24年までの間に6%削減することとしている。
資料:環境省「環境白書」(平成17年版)

ごみ総排出量及びリサイクル率の推移(全国)
「ごみ総排出量及びリサイクル率の推移(全国)」のグラフ
資料:環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等」

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