栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
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第1章 "とちぎ"を見る

第1節 時代の潮流

8 改革の時代

 これまで取り上げた時代の大きなうねりの中で、私たちの暮らしは、多様で複雑な問題に直面しています。21世紀において私たちが歩むべき道が、夢と希望に満ちたものであるためには、様々な分野での改革と、そのための真摯な姿勢が求められています。
 とりわけ、地方行政においては、地域間競争の激化や住民の意識・価値観の多様化などにより、これまでの画一的で中央に依存した構造や制度では、厳しい財政状況とあいまって、地域の諸問題や住民のニーズに的確に対応することが難しくなってきています。
 このような中、地方分権型行財政システムの構築を目指して、権限や財源を地方へ移譲する、いわゆる三位一体の改革や、効率的で質の高い行政基盤の確立を目指した市町村合併など、真の地方自治を実現するための構造改革が進められています。
 さらには、都道府県の区域を越えた連携を模索する動きや、道州制の導入に向けた議論や検討が本格化し、地方を取り巻く環境は大きく変化してきています。 
 改革の時代にあって、これからの地方は、住民自治を重視した自己決定・自己責任による、自立した地域経営の確立が必要となります。
 本県が、活力と創意・工夫にあふれ、自立した地域として成長していくためには、長期的な視野に立って、地域づくりの担い手となる人材の育成を積極的に進めるとともに、たゆまぬ行財政改革を行いつつ、あらゆる主体が手を携え協働して、直面する様々な課題に適切かつ迅速に対応することが求められています。

地方分権型社会のイメージ
地方分権型社会のイメージ
県企画部作成


【道州制】一般的には、現在の都道府県を廃止し、ブロックごとの広域的な枠組みに再編し、日本をいくつかの地域(道又は州)に分け、そこに中央省庁の多くの権限を移譲する制度

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