栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

トップ > とちぎ元気プラン > 本文[HTML版]

トップ > 第2部 県政の基本方向 > 第2章 基本政策 > 基本目標1 > 政策11 > 112 心の教育の推進

112 心の教育の推進

施策の目標

 生命を大切にする心や他人を思いやる心、規範意識や倫理観などの、子ども一人ひとりの豊かな人間性をはぐくみます。

現状と課題

  • 児童生徒を取り巻く環境の変化に伴い、問題行動等が多様化・低年齢化している中、各学校においてはその解決に向け、積極的な取組が行われています。
  • 暴力行為・いじめ・不登校の発生件数は経年的には減少傾向にありますが、全国と比較すると、本県の発生件数の割合は高い状況にあります。
  • 児童生徒の豊かな人間性や社会性をはぐくむ社会体験や自然体験の機会が、十分とは言えない状況にあります。
いじめの発生件数
「いじめの発生件数」のグラフ

資料:文部科学省「児童生徒の問題行動等に関する調査」

施策の展開 参照:第3部

道徳教育の充実
 学校の教育活動全体を通して、人間としての生き方やあり方についての道徳教育を推進し、児童生徒の規範意識や社会性、他人を思いやる心などを育てます。

  • 心に響く読書教材の活用などによる道徳教育の充実

児童生徒への指導・援助の充実
 学校が家庭や関係機関等と連携し、問題行動等の未然防止、早期発見、早期解消に取り組むとともに、社会的な自立を促す指導・援助を充実します。

  • 「いじめ・不登校等対策チーム」による学校支援の充実
  • スクールカウンセラー※1などによる教育相談体制の充実

体験活動の充実
 職場体験や社会奉仕活動、自然とかかわる体験など様々な社会体験活動を通して、人や社会とかかわる力を育てたり、自己の生き方を見つめさせる機会を充実します。

  • 小・中・高を通じた体系的な体験活動の充実

※1 児童生徒の臨床心理に関して高度で専門的な知識・経験を有する臨床心理士などの専門家で、いじめや不登校などの問題行動等について、児童生徒や保護者、教師の相談に応じ、適切な指導助言を行う者

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
児童生徒が進んであいさつできる小・中学校の割合 52.7 %
(H16)
100 %
(H22)
100 %
(H27)
いじめ解消率 81.0 %
(H11)
83.3 %
(H16)
87.0 %
(H22)
90.0 %
(H27)
中学校における職場体験学習等※2の実施校数の割合 89.7 %
(H6)
96.0 %
(H11)
98.3 %
(H16)
100 %
(H22)
100 %
(H27)

※2 職場体験や社会奉仕活動、自然とかかわる体験などを通した学習

「中学生の保育園での職場体験活動」の写真 概念図
中学生の保育園での職場体験活動

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ教育振興ビジョン(二期計画)」(H18〜H22)

「総合計画」についてのご意見はこちらへ

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20

栃木県総合政策部総合政策課

TEL 028-623-2206 FAX 028-623-2216 E-mail sogo-seisaku@pref.tochigi.lg.jp