栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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114 個性を生かす特色ある教育の充実

施策の目標

 多様な学習ニーズに対応できる特色ある教育を推進します。

現状と課題

  • 国際化や情報化の進展に伴い、外国語によるコミュニケーション能力や情報活用能力を有する人材の育成が課題となっています。
  • 働くことへの関心や意欲を高める勤労体験、社会体験が十分とは言えない状況にあります。
  • 将来、産業界で活躍するための実践的な経験の必要性が高まっています。
  • 少子化が進行する中、多様な学習ニーズに対応できる学校づくり、また地域社会と連携したより信頼される学校づくりが課題となっています。
新しいタイプの学校で学ぶ生徒数及び割合
「新しいタイプの学校で学ぶ生徒数及び割合」のグラフ
県教育委員会調べ

施策の展開 参照:第3部

国際化・情報化等社会の変化に対応した教育の充実
 英語教育や情報教育などの充実を図り、外国語による実践的なコミュニケーション能力や情報活用能力を育成します。

  • 外国語指導助手等の配置の充実
  • 情報教育担当教員の養成

キャリア教育と産業教育の充実
 児童生徒の発達段階に応じ、働くことへの関心や意欲を高め、社会人・職業人としての自立意欲を高めるキャリア教育を推進します。
 専門高校と産業界や地域社会との連携を深め、実際に産業界で使われている知識・技能を学習する機会や職業に関する体験的な学習の機会を提供します。

  • 勤労観・職業観を育成する学習プログラムの開発、普及
  • インターンシップ※1推進事業の拡充
  • 科学技術高校の整備

魅力と活力ある県立学校づくり
 各高校の特色化・個性化の推進や新しいタイプの学校※2の設置などにより、生徒の個性を生かす多様で柔軟な魅力ある学校づくりを推進します。

  • 中高一貫教育校や総合選択制高校等の設置推進
  • 県立高等学校再編後期実行計画※3の策定

地域の教育力を活かした学校づくり
 学校外の人材を活用するなど地域社会と連携した教育活動を充実するとともに、保護者や地域の人々の参加を得ながら、信頼される学校づくりを推進します。

  • 学校評価の充実
  • 学校評議員制度の充実

私学教育の充実
 個性や心の豊かさをはぐくみ、社会の変化に対応した教育を推進するため、魅力ある私立学校教育の充実を支援します。

  • 特色ある教育の充実支援
  • 教育機能の地域開放

大学等における高等教育の充実
 多様化する就学・学習ニーズに対応した高等教育の充実を図るため、高等教育機関の連携を促進します。


※1 一定期間企業等の中で、自分の将来に関連のある就業体験を行う制度
※2 中高一貫教育校、総合学科高校、科学技術高校、総合産業高校、総合選択制高校、フレックス・ハイスクール
※3 「県立高等学校再編基本計画」に基づき、平成22年度からの後期5か年間に取り組む具体的な内容を示した高校再編の年度別実行計画

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
外国語指導助手等が語学指導を行っている高等学校の割合 84.5 %
(H11)
85.7 %
(H16)
100 %
(H22)
100 %
(H27)
新しいタイプの学校数 5 校
(H7)
9 校
(H12)
11 校
(H17)
17 校
(H22)
22 校
(H26)
インターンシップ実施生徒数の割合 5.6 %
(H12)
32.4 %
(H16)
45.0 %
(H22)
45.0 %
(H27)

「フレックス・ハイスクール」の写真 「イングリッシュ・フォーカス・ウィーク」の写真
フレックス・ハイスクール※4(学悠館高校) イングリッシュ・フォーカス・ウィーク(英語キャンプ)※5

※4 午前、午後、夜間部など複数の部を設置した定時制課程や通信制課程に基づき授業を行う単位制高校を表す本県における呼称
※5 中高生を対象に、1週間程度、朝から晩まで英語だけで過ごすキャンプ

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ教育振興ビジョン(二期計画)」(H18〜H22)

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