栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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212 男女共同参画社会の実現

施策の目標

 男女が自らの意思によって社会のあらゆる分野に参画し、共に責任を担い、個性と能力を発揮することのできる社会を実現します。

現状と課題

  • 「男は仕事、女は家庭」に代表される男女の固定的な役割分担意識は年々解消されてきていますが、地域のしきたり等にはまだ根強く残っており、男女共同参画を阻害する要因となっています。
  • 多くの女性が社会の様々な分野で活躍しているものの、政策・方針決定過程への参画は男性と比べると依然として低く、女性の意思が政策・方針決定に十分反映されていない状況にあります。
  • 仕事と家庭生活を両立していくためには男性の参画が必要ですが、日常生活における家事や育児・介護の負担はまだ女性に大きく偏っています。
父親の働き方と育児参加(理想と現実)
「父親の働き方と育児参加」のグラフ
資料:県生活環境部「男女共同参画社会に関する意識調査」(平成16年度)

施策の展開 参照:第3部

男女共同参画社会実現のための基盤づくり
 固定的な役割分担意識の解消や男女共同参画の視点をもった人づくりを進めます。
 男女共同参画推進の活動拠点の充実や市町村等との連携による推進体制の確立を図ります。

  • 男女共同参画の視点に立った教育・学習の充実
  • 男女共同参画の取組についての事業所の理解促進

女性がいきいきと参画できる環境づくり
 女性が多様な能力を身につけて、社会のあらゆる分野に活動の幅を広げていくよう、能力開発やネットワークづくりを進めるとともに、政策・方針決定過程への参画を進めます。
 また、女性に対する暴力を根絶するための取組を進めます。

  • 女性の人材育成と様々な分野への参画の促進
  • 女性自立支援センター(仮称)の整備
  • 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する基本計画に基づく取組の推進

男女が共に輝く社会づくり
 家庭生活、地域活動、就業の場において、男女がよりよいパートナーシップのもとに共に参画し、個性と能力を発揮できる環境づくりを推進します。

  • 家庭・就業の場における男女共同参画の環境整備促進

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
審議会等における女性委員の割合※1 20.1 %
(H6)
26.1 %
(H11)
31.1 %
(H16)
35.0 %
(H22)
40.0 %
(H27)
「男女共同参画地域推進員」※2登録者がいる市町村の割合 59.2 %
(H12)
77.3 %
(H16)
100 %
(H22)
100 %
(H27)
男女の地位が平等になっていると感じている者の割合 16.6 %
(H16)
20.0 %
(H22)
25.0 %
(H27)

※1 県の附属機関(全委員の9割以上が充て職委員で占められている機関を除く。)における女性委員の割合
※2 男女共同参画社会の実現を目指し、地域において自主的に活動する者(知事が委嘱)

概念図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ男女共同参画プラン(二期計画)」(H18〜H22)

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