栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
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231 健康づくりと疾病予防対策の推進

施策の目標

 乳幼児から高齢者まで、県民一人ひとりが健やかな生活を送れるよう、健康づくり運動と疾病予防対策を推進します。

現状と課題

  • 脳卒中の年齢調整死亡率は、改善傾向にあり、全国平均との差も縮まっているものの、全国順位で見ると依然として高い状況にあり、特に女性の高さが目立っています。
  • がんによる死亡率は、増加傾向にあり、昭和61年以降死因の第1位を占めています。
  • 最近では、アジアにおいてSARS(重症急性呼吸器症候群)や高病原性鳥インフルエンザが発生するなど、我が国においても動物由来感染症※1の発生リスクが高まってきています。
※1 SARS、高病原性鳥インフルエンザ、ペスト、エキノコックス症、狂犬病など、動物から人間へ感染する疾病

食塩摂取量 65歳未満がん部位別死亡率の推移(人口10万対)
「食塩摂取量」のグラフ 「65歳未満がん部位別死亡率の推移」のグラフ
資料:県保健福祉部「平成15年県民健康・栄養調査」 資料:総務省「国勢調査」、県保健福祉部「栃木県保健統計年報」

施策の展開 参照:第3部

健康づくりの推進
 食生活や運動等の生活習慣の改善やがん、心臓病、脳卒中、糖尿病等の生活習慣病の予防に関する具体的な目標を掲げ、県民運動の展開や健康診査の受診率向上など、総合的な健康づくりを推進します。

  • 一次予防重視の生涯健康づくりの推進
  • 生活習慣病改善のための調査分析及び普及啓発
  • 予防、早期発見・治療等の体系的ながん総合対策の推進
  • 健診未受診者・未治療者・医療中断者の指導強化などの糖尿病対策の推進
  • 予防から療養に至る総合的な脳卒中対策の推進

疾病予防対策の推進
 結核やエイズ等の感染症に関する正しい知識の普及啓発や予防対策の実施、迅速な対応など健康リスクの低減に向けた取組を推進します。

  • 結核予防対策の推進
  • 動物由来感染症対応体制の整備
  • 若年層を対象とした性感染症予防対策の推進

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
基本健康診査の受診率 38.2 %
(H6)
43.1 %
(H11)
46.4 %
(H16)
55.0 %
(H22)
60.0 %
(H27)
正常血圧者の割合※2 67.8 %
(H6)
65.3 %
(H11)
68.9 %
(H16)
70.0 %
(H22)
71.0 %
(H27)
結核罹患率(人口10万対) 23.9 人
(H6)
25.0 人
(H11)
17.0 人
(H16)
10.0 人
(H22)
8.0 人
(H27)

※2 基本健康診査受診者の内、血圧値が正常域(140/90mmHg未満)とされる者の割合。本県は依然として全国よりも脳卒中死亡率が高い水準にあるため、脳卒中発症の大きな要因となる高血圧の予防を生活習慣の改善などの取組により進めている。

概念図 「基本健康診査」写真
基本健康診査

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ健康21プラン」(H13〜H22)

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