参照：第3部

良質で適切な地域医療の充実
　医療機関相互の連携強化を図るとともに、医療技術の進展や新たなニーズに対応した高度先進医療や特殊医療機能の確保など、良質な医療を効率的に提供する体制の整備を促進します。

• 子ども医療センターの運営の支援
• 公的病院等における小児科、産科、内科の医師確保への支援
• がんセンターと地域の医療機関との連携推進による高度専門医療の充実
• かかりつけ医の普及定着

救急医療体制の充実
　初期救急医療体制の拡充を図るとともに、患者の症状に応じた効率的な救急医療を提供できる体制の整備を促進します。

• 関係機関との連携による小児救急医療体制の未整備地域の解消
• 救急医療体制における初期、二次、三次の機能分化の促進
• 救急現場から医療機関へ搬送されるまでの救護体制の充実

感染症・難病・精神医療対策の充実
　感染症患者に対する医療の確保をはじめ総合的な難病患者支援体制や精神科医療体制の充実など、個々の疾患に応じたきめ細かな保健医療対策を推進します。

• 新興感染症等対応医療機関の確保
• 難病患者の居宅生活支援事業の促進
• 予防・治療から社会復帰までを支援する総合的な精神障害者対策の推進

血液の確保と移植医療対策の推進
　献血者の安定的な確保を図るとともに、臓器や骨髄の円滑な移植実施のための体制を整備します。

• 400ml献血などの効果的な広報啓発
• 院内移植コーディネーターの設置促進

医薬品などの有効性と安全性の確保
　事業者への監視指導を充実し、医薬品や医療機器などの有効性や安全性の確保を進めます。

• 医薬品等取扱施設に対する計画的・効果的な監視指導の実施

国民健康保険制度の安定的運営の確保と医療費の適正化推進
　国民健康保険制度の安定的な運営を確保するため、保険者である市町村への総合的な支援を行います。

• 市町村に対する国民健康保険財政安定化のための支援
• 医療費の適正化推進のための助言・支援