栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

トップ > とちぎ元気プラン > 本文[HTML版]

トップ > 第2部 県政の基本方向 > 第2章 基本政策 > 基本目標2 > 政策23 > 233 食品の安全と生活衛生の確保

233 食品の安全と生活衛生の確保

施策の目標

 県民が安心して快適な生活ができるよう、食品関係営業者等による自主管理などを促進し、食品の安全や衛生的な生活環境の確保を図ります。

現状と課題

  • BSE(牛海綿状脳症)問題や食品の産地偽装表示など、食品の安全に対する県民の信頼を損ねる事件・事故が多発しています。
  • ノロウイルス等による集団食中毒や入浴施設でのレジオネラ感染など施設の衛生管理に起因する事故が発生しています。
  • 海外からの愛玩動物の輸入増加に伴う動物の種類の多様化や動物と寝食を共にするなどの飼養形態の変化に伴い感染症の増加などの問題が生じています。
食品苦情件数
「食品苦情件数」のグラフ
県保健福祉部調べ

施策の展開 参照:第3部

食品の安全性確保の推進
 食品の生産から流通までの安全性を確保し、食品に起因する事故の発生を防止するため、食品関連事業者に対する監視指導や栃木県食品自主衛生管理認証制度(とちぎハサップ※1)の導入推進など安全・安心な食品供給体制の確立を進めます。

  • とちぎハサップに基づく食品営業施設等の認証の推進及び認証施設等の情報提供
  • 食品営業施設等における監視指導の計画的実施
  • JAS法など関係法令に基づく適正な表示の監視指導

生活衛生関係営業施設等の衛生水準の維持向上
 理・美容業や公衆浴場業などの生活衛生関係営業施設に対する自主管理の推進や監視指導、経営相談等を通して施設の衛生水準の向上を図ります。
 また、特定建築物や住居について、衛生に関する指導や助言を実施し、衛生的環境の確保を図ります。

  • 生活衛生関係営業者に対する指導及び施設への監視指導の実施
  • 住居衛生に関する相談業務の実施

動物の適正飼養の推進
 狂犬病等動物から人に伝播する感染症の予防や危険動物の適正管理を指導するなど動物の適正飼養を推進します。

  • 動物愛護指導センターにおける動物の正しい飼育等に関する普及啓発事業の実施
  • 動物取扱業者への指導の実施

※1 食品営業施設の衛生水準の向上と食品の安全確保を図るとともに、県民の安全・安心な食生活に寄与することを目的に、HACCP(ハサップ)方式を取り入れて、食品関連事業者の自主的な衛生管理方法を認証する制度
HACCP方式:原材料の仕入れから出荷までの各工程で、危害防止に繋がるポイントを監視・記録することで、製品の安全性を確保するシステム

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
とちぎハサップ認証施設数 20 施設
(H17)
100 施設
(H22)
150 施設
(H27)
食品検査※2の違反率 0.4 %
(H6)
1.7 %
(H11)
2.0 %
(H16)
0.5 %
(H22)
0.3 %
(H27)
食中毒発生件数 13 件
(H6)
29 件
(H11)
17 件
(H16)
10 件
(H22)
10 件
(H27)

※2 食品製造所及び店頭における食品中の添加物、細菌、異物、表示などに関する検査(収去検査)

概念図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ食の安全・安心行動計画」(H17〜H19)

「総合計画」についてのご意見はこちらへ

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20

栃木県総合政策部総合政策課

TEL 028-623-2206 FAX 028-623-2216 E-mail sogo-seisaku@pref.tochigi.lg.jp