参照:第3部
経営感覚に優れた担い手の育成
経営改善に意欲ある農業者を認定農業者※1として確保し、規模拡大や生産性向上などのための支援を総合的かつ重点的に実施し、地域農業の中核となる担い手の育成を図ります。
併せて、米麦等の土地利用型農業における担い手を確保するため、集落営農組織の育成と法人化を推進します。さらに、こうした担い手への農地利用集積などにより、農地の有効活用を促進します。
多様な人材等の確保
Uターン就農や新規参入、さらには定年帰農等も含めた多様な就農希望者に対して、技術等の研修や制度資金の融資、農地の取得などの各種支援を行い、円滑な就農を支援します。
また、女性農業者の経営参画や高齢農業者による営農活動を促進するとともに、地域の農業を支える農業公社や農業サービス事業体等の育成を図ります。
生産性向上に向けた農業生産基盤整備
環境との調和に配慮しながら、水田の区画整理や汎用化※3、さらには農業水利施設の更新など農業生産基盤の計画的な整備を進め、農作業の効率化等による生産性向上を図ります。
- 担い手への農地利用集積と一体となった生産基盤の整備
新品種・新技術の開発普及
試験研究機能の充実や産学官の連携促進などにより、新品種・新技術の開発と、生産現場への迅速な普及を図ります。
また、登録された新品種や特許出願された新技術など、農業分野における県内の知的財産権の保護と活用を図ります。
- 試験研究機関の総合化
- 農産物知的財産権センターの設置
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