栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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414 体系的な道路網の整備

施策の目標

 誰もが、どこへでも安全でスムーズに移動できる道路ネットワークの形成により、県土の発展と県民生活の利便性向上を図ります。

現状と課題

  • 多くの機能が集積する宇都宮市など広域市町村圏中心都市や、全国への移動窓口となる高速道路インターチェンジへのアクセスに時間を要する地域が多く残されています。
  • 日常生活で利用する道路に、すれ違いが困難な区間や、急カーブ・急勾配の区間が数多く残されており、交通の利便性や安全性が損なわれています。
  • 都市中心部等において、著しい渋滞が発生し、産業発展や生活の利便性を損なうとともに、環境への負荷が生じています。
国・県道の整備率※1の推移
「国・県道の整備率の推移」のグラフ
県土木部調べ
※1 安全にすれ違いができ、かつ混雑しないように整備された道路の割合。なお、本県の場合、改良率は全国平均で推移しているが、渋滞箇所が多いことなどにより、整備率は低くなっている。

施策の展開 参照:第3部

県内外との交流・連携を高める道づくり
 国土レベルの交流圏形成の基盤となる道路や都市間連絡道路を整備し、県内外との交流連携の拡大、物流の効率化、産業の振興、観光周遊の促進などを支援します。

  • 北関東自動車道など高規格幹線道路の整備促進
  • 鬼怒テクノ通りなど地域高規格道路をはじめとする広域道路の整備推進
  • 黒磯インターチェンジ(仮称)追加などによる既存の高速道路の利便性向上

日常生活を支える道づくり
 通勤通学や買い物・医療など、日常の暮らしにおける便利で安全な移動を確保する生活道路の整備を推進するとともに、高度道路交通システム(ITS)※2の構築により、道路利用者の利便性向上を図ります。

  • 地域間の交流連携を支える道路の整備推進
  • すれ違い困難箇所の整備推進
  • 都市の環状道路や都市内道路の整備推進

渋滞のない道づくり
 主要渋滞ポイントを中心に、立体化等による交差点改良やバイパス整備に加え、交通需要マネジメント(TDM)※3や交通管制システムの高度化等により、渋滞の解消や環境負荷の軽減を図ります。

  • 宇都宮環状北道路などの主要交差点や簗瀬立体などの鉄道交差部の立体化

※2 情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でひとつに結び、渋滞問題等を解決する交通システム
※3 道路利用者に、公共交通機関の利用や相乗り・時差出勤など、時間・経路・交通手段・自動車利用法の変更や工夫を促し、交通混雑の緩和を図る方法

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
県庁へ60分以内で到達できる人口の割合 68.0 %
(H7)
70.3 %
(H12)
75.6 %
(H17)
83.0 %
(H22)
91.0 %
(H42)
高速道路インターチェンジへ30分以内で到達できる人口の割合 63.0 %
(H7)
71.3 %
(H12)
76.0 %
(H17)
86.8 %
(H22)
91.9 %
(H42)
県民1人当たりの渋滞損失時間 30.9 時間/年
(H14)
28.9 時間/年
(H17)
27.4 時間/年
(H22)
22.8 時間/年
(H42)

「新鬼怒川渡河道路完成予想図」の写真 「黒磯インターチェンジ(仮称)完成予想図」の写真
新鬼怒川渡河道路完成予想図 黒磯インターチェンジ(仮称)完成予想図

「鬼怒テクノ通り完成予想図」の写真
鬼怒テクノ通り完成予想図

県庁へ60分圏域図
県庁へ60分圏域図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎの道づくりの基本方針」(H15〜H19)

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