参照:第3部
大気環境の保全 大気汚染物質の排出規制等の事業者指導などにより、大気環境の汚染の未然防止を図るとともに、光化学スモッグ発生時の注意報発令等の対応を迅速に行い、健康被害を未然に防止します。
- アスベスト飛散防止対策の徹底
- 揮発性有機化合物の排出規制等の実施
水環境の保全
水質汚濁物質の排出規制等の事業者指導などのほか、生活排水対策等により、水環境の汚染の未然防止を図ります。
河川等の水質の情報と汚濁発生源の情報を活用し、地域の特性に合わせた環境保全対策を効果的に行うとともに、更なる水質改善に向けて環境基準や排出基準等の見直しを検討します。
- 環境基準未達成の流域における水質浄化対策の推進
- 地下水汚染の監視及び未然防止対策の推進
土壌環境、地盤環境の保全
有害物質使用事業場に対し有害物質の地下浸透防止に係る管理基準の指導を徹底し、土壌汚染の未然防止を図るとともに、汚染土壌については浄化対策の指導を実施します。
また、県南部で進行している地盤沈下を防止するため、沈下状況の把握や地下水採取に関する指導等を行うとともに、条例による地下水採取規制のあり方についての検討を行います。
- 県南部における地盤沈下の常時監視及び防止対策の実施
騒音・振動、悪臭の防止
市町村が実施する騒音・振動、悪臭の発生源対策に対する技術的な助言などの支援を行うほか、交通騒音対策の推進などにより、生活環境への影響の低減を図ります。
化学物質対策の推進
化学物質排出抑制対策を推進することにより、工場・事業場から排出される化学物質の抑制を図ります。 また、様々な化学物質の環境への残留状況を把握するため環境監視を行うとともに、化学物質に対する県民、事業者等の理解の向上を図ります。
- 工場・事業場における化学物質の管理計画の策定・公表の指導
- リスクコミュニケーション※1の普及促進
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