栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

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512 3Rの推進

施策の目標

 循環型社会の構築の基本となる3R(発生抑制、再使用、再生利用)を着実に推進します。

現状と課題

  • 社会経済の発展に伴う大量生産、大量消費により、廃棄物が大量に発生する一方で、資源化率はほぼ横ばいで推移し、廃棄物最終処分場の残余容量のひっ迫など深刻な問題が発生しています。
  • 循環型社会の構築に向けては、廃棄物の発生を抑制する意識の醸成が十分とは言えません。
  • 畜産、農林業が盛んな本県の特性から、これらの産業を中心に多くのバイオマス※1が発生していますが、資源として十分に有効活用されていない現状にあります。
※1 再生可能な、生物由来の有機性資源で、石油や石炭などの化石資源を除いたもの。具体的には農林水産物、もみ殻、食品廃棄物、家畜排せつ物、木くずなどを指す。

一般廃棄物排出量と資源化率 産業廃棄物排出量と資源化率
(鉱業・農業除く)
「一般廃棄物排出量と資源化率」のグラフ 「産業廃棄物排出量と資源化率」のグラフ
県生活環境部調べ 県生活環境部調べ

施策の展開 参照:第3部

廃棄物の減量化の推進
 県民・事業者と連携しながら、廃棄物の発生を抑制し、再使用を図るなど、廃棄物の減量化を推進します。

  • 県民のライフスタイルの変革等を促進するための普及啓発の実施

廃棄物のリサイクルの推進
 県民・事業者・行政の自主的な取組を促進するとともに、各主体の連携を図る施策を展開し、リサイクルを推進します。
 また、各リサイクル関連法の円滑な運用を促進し、廃棄物の種類ごとのリサイクルを推進します。

  • イベントの開催等による普及啓発の実施
  • 循環資源の有効活用に向けた地域循環モデル構築の支援
  • リサイクル製品等の購入及び有効利用の促進

バイオマスの利活用の促進
 県民・事業者・行政等がそれぞれの役割を果たし、相互に連携することにより地域の特性を活かしたバイオマスの利活用を促進します。

  • 市町村等によるバイオマスタウン構想※2等計画策定の支援
  • バイオマスタウン構想に基づく地域循環システム構築の支援

※2 バイオマスの発生から利用までを効率的なプロセスで結んだ地域の総合的なバイオマス利活用推進構想

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
一般廃棄物資源化率 12.5 %
(H5)
18.4 %
(H10)
17.7 %
(H15)
30.0 %
(H22)
とちの環エコ製品認定数※3 17 件
(H16)
85 件
(H22)
110 件
(H27)
バイオマスタウン構想等策定市町村の割合 0 %
(H16)
24.2 %
(H22)
100 %
(H27)

※3 県内で発生する循環資源を原材料として製造加工された製品で県が認定したもの

循環型社会のイメージ

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「栃木県環境基本計画(改定計画)」(H18〜H22) 「栃木県廃棄物処理計画(改定計画)」(H18〜H22) 「栃木県循環型社会推進指針」(H15〜)

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