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更新日:2019年9月24日

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下水道のしくみ

 

家庭や工場から発生した汚れた水がどのようにきれいになっていくのか、下水処理場の設備を通して見ていきます。

 

下水道のしくみの説明図

水処理のプロセス

1  沈砂池

下水中の大きなゴミや砂を除去します。

2  最初沈澱池

下水の中の沈みやすい固形物(生汚泥)を沈めて除去します。

3  反応タンク

中にいる微生物の働きにより下水の汚れが分解され、沈みやすい "かたまり” を作ります。

4  最終沈澱池

反応タンクで出来た "かたまり”(余剰汚泥返送汚泥)を沈めて、上澄み水を取り出します。返送汚泥は反応タンクに戻されて、反応タンク内の微生物の数を保ち、安定した水処理を助けます。

5  塩素混和池

上澄み水に塩素を混ぜて消毒し、河川に放流します。

汚泥処理のプロセス

6  汚泥濃縮槽

生汚泥から水分を取り除いて、汚泥の濃度を高めます(濃縮)。生汚泥は重いので、汚泥分を重力作用で引き抜くことで濃縮します。

7  機械濃縮設備

余剰汚泥濃縮します。余剰汚泥は軽いので、濃縮のための機械を使います。

8  汚泥消化槽

濃縮した汚泥の中に含まれている有機物を消化ガスに変えます(消化)。

9  ガスタンク

消化ガスを一時的に貯めておくタンクです。

10 熱交換器

消化を進めるには高い温度が必要なので、汚泥を温めて「汚泥消化槽」に返します。

11 汚泥脱水設備

消化した汚泥に含まれている水を機械で取り除きます(脱水)。

有効利用

12 消化ガス発電設備

消化ガスを使って発電をします。作られた電気は電力会社に売却されます。

 

お問い合わせ

下水道管理事務所

〒329-0524 上三川町多功1159

電話番号:0285-53-5694

ファックス番号:0285-53-7161

Email:gesuidou-kj@pref.tochigi.lg.jp