V 地球環境の保全に貢献する社会づくり

2 オゾン層保護対策の推進

1 我が国の取組

  • 国際的な合意であるウィーン条約の締約とモントリオール議定書の採択に併せて、昭和63年に、オゾン層破壊物質の生産や輸出入の規制、排出抑制の努力義務などを取り決めた「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律(オゾン層保護法)」が制定されました。
  • その後、13年に「フロン回収破壊法」が制定され、この法律に基づき登録を受けたフロン類回収業者により、業務用冷凍空調機器からフロン類の回収が行われています。
  • また、同じ年に制定された「家電リサイクル法」に基づき、家電メーカーが、家庭などから排出されたエアコンや冷蔵庫などからフロン類を回収しています。
  • さらに、カーエアコンについては、17年1月に施行された「自動車リサイクル法」に基づき登録を受けたフロン類回収業者が回収を行っています。

2 オゾン層保護対策

  • 17年度に回収されたフロン類は、廃棄された業務用冷凍空調機器から34,266kg、カーエアコンから26,735kg(内訳:第二種特定製品に係るフロン類 621kg、自動車リサイクル法に基づくフロン類 26,114kg)回収されています。
  • 県では、フロン類の適切な回収と処理(破壊)が行われるよう、回収業者等に対して立入検査を実施しています。
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