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更新日:2017年4月1日

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知事コラム「吹き竹」第109回

県民だより  vol.315(2017年4月号)掲載

 

世界遺産「平成の大修理」

 

   国宝「陽明門(1636年造営)」の大修理が先月竣功した。創建以来21回目の修理で、永年の風雨により傷んだ500を超える彫刻群を44年ぶりによみがえらせた。使用した漆は約600kg、金箔は約24万枚を数える。

   世界に誇る宝に、現代の技術者たちが挑み、優美な姿を取り戻したことは、県民にとって大きな喜びである。

   「輪王寺本堂(1647年造営)」も平成31年までの13年間の予定で、昭和36年以来の保存修理が行われており、「二荒山神社本殿(1619年造営)」も平成31年までの7年間の予定で、初めての大規模解体修理と学術調査が実施されている。陽明門同様、平成のよみがえりが待ち遠しい。

   400年の時を刻もうとするこの世界遺産を、私たちは大いに誇りたい。

知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


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