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更新日:2023年9月14日

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令和5(2023)年9月12日(第9回知事定例記者会見)

この資料は、県政記者クラブとの会見内容を広報課でまとめたものです。

日時:令和5(2023)年9月12日(火曜日)午後1時30分から
場所:県庁記者会見室

(話題事項)
1.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について
2.新型コロナウイルス感染症の現在の感染動向等について

(質疑事項)
1.ベトナム・シンガポールへのトップセールスについて(その1)
2.県庁前の土地の利活用について
3.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について(その1)
4.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について(その2)
5.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その1)
6.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その2)
7.県関係スポーツ選手の活躍について
8.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その3)
9.「性の多様性」条例について
10.LRT事業について
11.新型コロナ対策について(その1)
12.「第19回栃木県障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会記念大会)」の開催について
13.新型コロナ対策について(その2)
14.ベトナム・シンガポールへのトップセールスについて(その2)

モニター用データ(PDF:1,082KB)

(話題事項)

1.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について

 G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果についてから申し上げます。
 G7大臣会合が6月25日に無事閉幕し、その成果が「日光声明」として、栃木県日光市から世界へと大きく発信されたところでありますが、今般、大臣会合開催に係る経済波及効果及びパブリシティ効果を推計いたしました。
 経済波及効果は、大臣会合のほか、関連イベント、メロディ道路の整備工事など設備投資を対象に産業連関表を用いて推計し、約5億7,000万円となりました。
 また、パブリシティ効果は、新聞、WEBニュース、テレビを対象に推計し、約8億3,000万円となりました。
 大臣会合の開催は、関連する産業の需要増加に寄与することにより、県内経済に一定の効果をもたらし、さらには、さまざまな媒体で栃木県・日光の名称が発信され、知名度の向上にも寄与したものと考えております。
 今後、国際会議をはじめとする大規模イベントの誘致等を進めていくに当たっては、今回得られたノウハウを継承してまいりたいと思います。
 なお、この経済波及効果等を含め、本日、会合開催の記録を県ホームページに掲載することとしておりますので、ご覧ください。

2.新型コロナウイルス感染症の現在の感染動向等について

 新型コロナウイルス感染症の現在の感染動向等についてでございます。
 8月28日から9月3日までの1週間の定点当たりの報告数は24.63で、前週が23.39ですので若干増加いたしました。第8波の最大値36.61と比較いたしますと、7割弱となっております。
 次に、入院者数につきましては、同じ週の週当たり新規入院者数が178人で前週から減少、平均入院者数につきましても、354.1人で減少となっております。平均入院者数については、第8波の最大値が530人程度であり、これと比較いたしますと、7割弱となっています。
 定点当たり報告数は増加傾向が続いており、入院者数は減少したものの高いレベルであることから、引き続きこれらの数値の動向を注視してまいります。
 また、高齢者施設等における集団発生の報告件数も増加していることから、高齢者施設に対しては、感染対策や発生時の対応等を改めて確認するよう注意喚起を行ったところでございます。
 次に、改めて県民の皆様へのお願いでありますが、換気や手洗い、場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策の継続をお願いいたします。特に、高齢者等重症化リスクの高い方への感染を防ぐためにも、医療機関の受診、高齢者施設等への訪問、混雑した電車やバスへの乗車の際など、効果的な場面でのマスクの着用をお願いいたします。
 次に、新型コロナワクチンについてでありますが、65歳以上の方や基礎疾患を有する方等を対象とした令和5年春開始接種は来週の19日で終了し、翌20日からは、生後6カ月以上の全ての方を対象とした秋開始接種に移行してまいります。
 重症化リスクが低い方であっても、重症となるケースが一定程度生じていることから、接種対象の方におかれましては、早期の接種をご検討願いたいと思います

(質疑事項)

1.ベトナム・シンガポールへのトップセールスについて

記者:11月に予定されているベトナム及びシンガポールへのトップセールス訪問についてお尋ねいたします。
 とりわけシンガポールへの訪問は9年ぶりということになりますが、この両国を訪問先に選ばれた理由とか、トップセールスへの意気込みをお聞かせください。

知事:シンガポールは、アジア最大の経済発展国の一つであって、これまでも本県農産物の主要な輸出先でありました。加えて、昨年度の農産物の輸出やインバウンドの伸びが顕著であったことなどから、今般私自ら訪問し、本県の魅力を効果的に発信するレセプションや現地バイヤーとの商談会を実施すること等によって、こうした流れを一層加速させ、成果につなげてまいりたいと考えております。
 また、ベトナムにつきましては、特に令和元年度のトップセールス以降交流を積み重ねてきたところであり、今年度も継続して訪問することで関係性を強化したいと考えております。新たに現地高等教育機関等の関係者と、高度人材に係る今後の連携の在り方について協議してまいりたいと考えております。
 このように、今回の訪問に当たりましては、県産農産物等の販路開拓・拡大、インバウンド誘客の促進に加えて、本県における高度外国人材の活躍に向けた連携強化を図ることで、県内企業の海外展開や地域経済の活性化につなげてまいりたいと思います。

記者:ありがとうございます。

2.県庁前の土地の利活用について

記者:県庁前の県有地の利活用についてお尋ねいたします。
 昨日11日に事前説明会が行われたところかと思います。この土地の利活用の方向性について、知事の立場や考えをお聞かせください。

知事:県庁前の土地の利活用についてですが、県庁周辺は、公共公益施設や文化施設など都市機能が集積する重要な地域であることから、県庁前の栃木会館跡地及び中央郵便局跡地につきましては、県都の顔にふさわしい空間やにぎわいの創出等に資する利活用方法を検討していく必要があると考えております。
 昨日開催したサウンディング型市場調査の事前説明会には、10社を超える民間事業者の参加がありました。関心の高さがうかがえたところでございます。
 10月30日から11月2日にかけまして、民間事業者との個別対話を実施し、幅広く意見・提案をいただく予定であります。民間活力の導入による利活用の可能性や課題等を整理した上で、具体的な方向性や今後のスケジュール等を検討してまいりたいと思います。
 なお、検討に当たりましては、まちづくりの観点から、地元宇都宮市と定期的に意見交換を行うなど、十分連携も図ってまいりたいと思います。

記者:ありがとうございました。

3.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について(その1)

記者:先ほどの経済波及効果についてお伺いしたいのですが。
まず、5億7,000万円という効果について、知事の受け止めを教えてください。

知事:訪問団の数からいって、妥当な金額ではないかと思います。

記者:まあこの程度、という感じなんですね。

知事:欲を言えば限りはありませんが、約6億円の経済波及効果は、1泊2日の催しとしては地域を元気にする大臣会合であったと思います。

記者:以前の会見でも、数字的な部分の効果はある程度お話しいただいているかと思うのですが、改めて、数字に表れない部分も含めてどんな効果があったとお考えか教えてください。

知事:経済波及効果が約6億で、パブリシティ効果が8億余ということに加えて、日本で初めての男女共同参画・女性活躍担当大臣会合を栃木県の日光で無事に開催できた。栃木県にとっても初めての国際会議を、手探りではありましたけれども、参加者の満足度を最大限高めることができて乗り切れた。県庁にとっても栃木県にとっても、栃木県にとってというのは県民にとってということですけれども、大きな自信につながったと思いますので、これからも国際会議等に積極的に手を挙げて、誘致に取り組んでまいりたいと思います。

記者:今回のノウハウを継承していきたいというお話だったのですが、これについて、例えば今後、首脳会合というようなものに手を挙げるようなお考えとか目標等、いろいろあると思いますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。

知事:来年度、令和6年度の日本国内での国際会議等がどの程度予定されているのか分かりませんが、来年度以降については、積極的に栃木県内での開催について県として取り組みを進めてまいりたい。
 7年後についてはその延長線上ということになると思いますので、まずは近間から、全国大会や国際会議など、数多く招致をしたいと思います。

記者:ありがとうございます。

4.G7大臣会合に係る経済波及効果・パブリシティ効果の試算結果について(その2)

記者:G7関係で1点お伺いします。
 会合開催の効果を一過性のものとせず、県の発展にどうつなげていくか、知事のお考えをお聞かせください。

知事:自分自身に置き換えて、今の日光市に私の生まれ育ったところがありますけれども、山の上と山裾では全く世界が、見える景色が違っていた。国際的な避暑地であった中禅寺湖、平場で農業中心にいそしんできた集落という関係が、これからの時代はフラットになって、県内で起きていることはどこでも情報が手に入り、誰でもそれを見ることができ、そしてまた、将来そこに自らも携わることができるという大きな環境の変化の中に、県民である特に子どもたち・青年が身を置いているということで、今後、栃木県の発展は、やはり国際感覚を身に付けた多くの県民がグローバルに活躍できる・する、そういう時代になってきたので、一人一人が自分自身を高める生き方に挑戦できる環境というものを、今回の大臣会合の成功を元にさらに基盤を固めて、多くの子どもたちを含めた若い人たちが、自分の思いに到達でき、自己実現がかなう、そういう栃木づくりに結び付けていくことが重要だと思いますので、それらの取り組みを進めてまいりたいと思います。

記者:ありがとうございます。

5.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その1)

記者:県政世論調査の結果について2点お伺いします。
 〈暮らしの変化〉について、「悪くなった」と答えた県民が2年連続で5割を超えました。また、今後の暮らしの状況について、「悪くなっていく」という数字も、昨年より悪くなっております。この結果について、知事の感想と、今後どのように社会づくりに向けてこの調査を生かしていくかお聞かせください。

知事:〈暮らしの変化〉についての結果ですが、「悪くなった」が1.8ポイント増加して53.0%。「悪くなった」が5割を超えるというのは2年連続でございます。
 その要因として、「物価が上昇したため」が59.6%。昨年度が35.7%ですので、物価が上昇したことが要因となって大きく数字が上がりました。「不景気のため」が11.7%となっています。
 今後につきましても、「良くなっていく」が6.4%で、「悪くなっていく」が43.8%と、昨年度に続きまして4割を超えるという状況になっています。
 エネルギーとか食料品をはじめとして物価の上昇が続いております。県民の方々の暮らしに大きな影響を与えている結果が、数字にそのまま表れてきたと捉えております。
 暮らしが「良くなった」、「良くなっていく」と思う県民が少しでも増えるよう、各種施策に取り組んでまいりたいと思います。

記者:ありがとうございます。

6.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その2)

記者:県民世論調査について1点お伺いします。
 県政への要望で、3位に「子育て・少子化対策」が2019年ぶりに入っていると思います。20~39歳では6割近くと1位になっています。改めて、県民の少子化対策・子育て施策に関する関心が高いことが分かったと思いますが、こちらについて知事の所見を伺えますでしょうか。

知事:全体としては、昨年度に引き続いて1位には「高齢者福祉対策」、2位が「医療対策」と、超高齢社会への対応が多い傾向は続いていると思います。
 世代別では、今お話がありましたように、20代・30代で「子育て・少子化対策」。ちなみに40代・50代は「医療対策」、60代は「高齢者福祉対策」という状況です。
 そこで「子育て・少子化対策」が20代・30代で1位の関心事になった。これは少子化社会に対する危機感を20代・30代の方にも持ってもらえた、という意味で、行政にとっては強い味方を得た思いでございます。
 少子化対策緊急プロジェクトをまとめ、当面の対策、さらには新年度予算でということを考えております。20~39歳の方々も少子社会というものに危機感を持ってくださっていると思っていますので、この思いを共有しながら、不安を解消していくための行政努力のしがいがあると思っております。
 つきましては、この「子育て・少子化対策」が20代・30代で1位になった内容の分析も行いながら、少子化対策にしっかり取り組んでまいりたいと思います。

7.県関係スポーツ選手の活躍について

記者:スポーツに関してお伺いします。
 テニスの全米オープン車椅子の男子ダブルスで那須塩原市出身の真田卓選手が優勝して、4大大会初優勝を飾りました。知事の所感を聞かせていただければと思います。

知事:真田選手が世界の頂点に立ってくれて大変うれしく思います。
 「スポーツ功労賞」を何回か授与していますが、引き続き、知事表彰の対象として速やかに検討してまいりたいと思いますし、まだまだ現役の選手として活躍できる方でございますので、世界の頂点をさらに幾つも獲得してもらいたいと、県民と共にこれからも応援していきたいと思います。

記者:ありがとうございます。
 バスケットボールの男子日本代表がワールドカップで3勝して、来年のパリオリンピックの出場権を獲得しました。宇都宮ブレックスの比江島選手も大活躍したところですが、バスケットボールのご経験がある知事の目から見て、代表の戦いぶりや日本代表の活躍について、ご所感をいただければと思います。

知事:まずは、パリ五輪の切符を手にしたことについて心から喜びたいと思いますし、お祝いを申し上げたいと思います。
 選手の皆さんには申し訳ないけれども、これはスタートラインなので、パリの大会でメダルを取ってほしい。そのメダル獲得の中心的な役割を、比江島選手にパリ五輪でもぜひ担ってもらいたい。来年のことになりますので。その上で、比江島選手への何らかのご褒美を考えられればと思います。

8.令和5(2023)年度栃木県政世論調査の結果(速報)について(その3)

記者:性に関することですが、県民世論調査の設問の中に、「男女平等意識について」の項目があったと思います。この(2)の「固定的な性別役割分担意識」ですが、役割分担に賛成が0.8ポイント増、反対が0.2ポイント減って、性別役割分担を是認する回答がわずかに増える結果となったと思います。知事の受け止めと、今後の啓発に向けたお考えをお聞かせください。

知事:栃木県の県民性としては、元来保守的な物の考え方に立って今日を迎えておりますけれども、特に性差・男女格差というものについて、徐々にではありますが、格差解消の方向に全体としては向かっているのではないかと思います。がしかし、数字の上ではそれが大きく表れているわけではありませんので、今回の「日光声明」などを基本としながら、性差の解消、男女共同参画、女性活躍に向けて、まさにこれから県の役割が試されると思っております。来年の世論調査、あるいは再来年の世論調査と、年を追うごとに役割分担の考え方・見方が変わっていけるよう取り組んでまいりたいと思います。

9.「性の多様性」条例について

記者:7月に質問したことと同じ質問になります。性の多様性の理解促進に向けて、県議会の条例作成検討委員会がまとめた条例案についてです。
 案が公表されて今月でちょうど2年となりましたが、条例案は議会に提出されないままです。7月の会見で知事に質問したときには、知事のお答えは、次の行動に移ることを期待しているとおっしゃってくださいました。条例案を巡る状況、議会の議論について、知事の考えを改めて聞かせてください。

知事:この「性の多様性」条例案、仮称なんだと思いますけれども、揺れ動いているというのはお聞きをしております。最終的に議会としてどう判断するかということだと思いますので、私は見守っていきたいと思います。

記者:ありがとうございました。

10:LRT事業について

記者:LRTが開業して半月が経過しましたが、知事はこの滑り出しをどうご覧になっていますか。

知事:初年度の令和5年から6年にかけての需要予測が既に会社の方から公表になっていますが、現時点ではそれを超える利用者となっていまして、当然ご祝儀というものがその中に含まれていると思いますけれども、乗車人数ということからすれば、関心の高さが数字にうかがえると思います。
 惜しむらくは、交通事故が2件起きてしまった。そのことだけは残念に思います。昨日は交通安全についての街頭広報活動なんかも行われたようですが、自転車と歩行者と車と、LRTは共存してもらいたいと思っておりますので、県民の方には交通事故等に気を付けてもらいたい。そして利用者の皆さんには、スムーズな乗り降りができるように。今後1日券なども出てくるようですが、遅延を解消しながら多くのお客様を安全に運ぶ。そこにぜひ注力をしてもらいたいと思います。
 大雨の9月4日、あの大雨の中で1万人という利用者があったということを見て、あれだけの雨が降っていて、5,000人以下でも仕方ないと思うような状況の中でも、1万人という数字をカウントしているということは、芳賀宇都宮のLRTに対する日本全体での関心の高さだと、改めて思いました。

記者:ありがとうございます。

11.新型コロナ対策について(その1)

記者:XBBワクチンに関してお聞きします。
 9月20日から接種が始まると思うのですが、改めて、ワクチンは回数を重ねるごとに接種率が低下していると思うのですが、接種を呼び掛ける行政側として何か対策はしていますか。接種率向上のための取組についてお聞かせ下さい。

事務局:このオミクロン株、XBB対応のワクチン接種が始まります。今までは対象が高齢者や基礎疾患のある人ということが、これからは生後6カ月以上の全ての方を対象に秋接種が始まります。そのことについては、接種率が全体的にご指摘のとおり下がっているということもありますので、市町村と一緒に啓発をしながら接種を推進していこうとなったところでございます。

知事:ちなみに、春ワクチンは対象者に対してどのぐらいの接種率なんですか。

事務局:県全体の中では、高齢者のところしか接種対象者が分かりませんが、その中では栃木県は60.6%ということで全国8位。全国の数字が55.8%ですので5ポイント程度高い状況で、本県としては関心が高いと捉えております。
 例えば県のホームページ等にも載せさせていただいたり、それから市町村などは広報もございますので、そういうところで、接種等いろいろな方法がありますけれども、そういうものをやっているということを周知していただくとか、そのようなことで対応しております。

12.「第19回栃木県障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会記念大会)」の開催について

記者:今月開催予定の県障害者スポーツ大会についてお伺いします。
 今回、全国障害者スポーツ大会とちぎ大会のレガシーとして対象が拡充されるということで、改めて、そちらの関係で知事の思いや期待についてお伺いしたいと思います。

知事:国体と共に開催された障害者のスポーツ大会を終えて、最初の栃木県主催の障害者スポーツ大会を迎えることになります。まだまだ全国大会の熱が残っている。選手の皆さんの中にはそういう方も大勢いらっしゃると思いますし、国内最高レベルの競技が目に焼き付いている人もいらっしゃると思いますので、レベルの高い大会、かつ、多くの方が参加し、障害があってもスポーツを楽しむという環境づくりなどに、大会が大きく貢献してくれることを願っております。

記者:ありがとうございます。

13.新型コロナ対策について(その2)

記者:新型コロナの関係でお伺いしたいのですが。
 5類に移行してからですと感染者数が最大と出ていますが、知事のご認識では、今、県内は第9波に入ったとお考えでしょうか。

知事:そもそも国が「波」という捉え方をしないということらしいので、第9波とか10波とかということは、国としてはそういう名称で公表はなさらないのではないかと思います。
 栃木県としても、「夏の流行期」を今迎えているということだと思います。
 個人的には、お盆を挟んでの翌週の1週間というのは、数字が16.99から23.39に大きく上がりましたので、その先が同じ角度で上がっていったら大変だなという思いを持っていましたけれども、24.63で若干増えてはいますけれども、伸び率というところからすれば鈍化したと捉えています。お盆に多くの方々が県をまたいで活動したことによる拡大は収まってきたのかなと思っておりますので、この後の1週間の感染者の動向を見ることが必要ではないかと思います。

記者:ありがとうございました。

14.ベトナム・シンガポールへのトップセールスについて

記者:トップセールスの関係で1点だけお伺いします。
 ベトナムの高度外国人材に係る連携の在り方を協議したいということだと思うのですが、もし決まっていれば、具体的にどういった人材に今後県に来てもらいたいとか、そういうものがあれば教えてください。

知事:相手方は、大学といった高等教育機関だと思いますが、訪問先や面談相手については後日お知らせをします。

記者:ありがとうございました。

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