クラブマネジャー

総合型地域スポーツクラブ育成のキーマン「スポーツクラブマネジャー」

総合型地域スポーツクラブは一つの事業体です。組織の経営管理を円滑に行うためには、クラブマネジャーの存在は欠かせません。

クラブマネジャーとは？

総合型地域スポーツクラブ全体の経営管理、企画運営等を行う立場にある人をクラブマネジャーといいます。

クラブの財務状況や会員数、活動プログラム、運営委員会と指導者、各種目別の活動状況など、クラブ全体を把握している人のことです。

クラブマネジャーの役割

会員が充実したクラブライフを送ることができるよう、常に会員のニーズの把握に努めるとともに、 会員のニーズにあったプログラムを運営委員や指導者等といっしょに開発をしたり、活動プログラムが 円滑に運営できるようにすることが大きな役割です。

クラブマネジャーは、クラブの運営管理に関わる総務や財務、広報等あらゆる分野の専門的知識を有することが理想ですが、すべてを兼ね備えた人材を得ることは難しいので、このような能力を持った地域の人材を有効に活用することも、クラブマネジャーの能力のひとつになります。

クラブマネジャーに求められる資質

（1）「現状把握する」能力

地域ではどのようなスポーツニーズがあるの？

会員は何を求めて入会するのか？

どのような指導者を求めているのか？

（2）「説明する」能力

地域の団体や住民に対してクラブの目的や活動についてわかりやすく説明できる。

会員や住民に対して魅力的にプレゼンテーションを行うことができる。

（3）「コミュニケーション」能力

クラブの理念を共有するために誰とでもコミュニケーションをとることができる。

（4）「調整する」能力

会員の多様なニーズに応じたクラブ運営をするために、各協力団体と調整を図ることができる。

安定的な活動を行うための課題を解決していく。

（5）「事務処理をする」能力

総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会（基礎コース）

本県ではクラブの中核となるマネジャーを育成するために、平成14年度から養成講習会を開催しています。平成14年度から平成26年度までに926名が受講しました。平成16年度からは、過去の受講修了者を対象に、より専門的な内容を研修する総合型地域スポーツクラブマネジャー養成講習会（スポーツクラブマネジメントスキルアップセミナー）を開催し、人材の育成に努めています。

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