慶應義塾大学医学部における栃木県地域枠について

制度の概要

この制度は、将来、栃木県の地域医療に貢献しようとする志を持った方を対象に、慶應義塾大学医学部における「栃木県地域枠」入学者を選抜し、入学金及び授業料を修学資金として貸与するもので、大学卒業後、県内の公的医療機関等で一定期間業務に従事すると修学資金の返還が免除されます。

令和8（2026）年度入学試験について

募集学科及び募集人員

• 慶應義塾大学医学部：1名

入試形態：慶應義塾大学医学部一般選抜（栃木県地域枠）

出願資格

次の要件をすべて満たしている者とします。

1. 令和8（2026）年度医学部一般選抜の出願者で栃木県地域枠での入学を希望する者
2. 合格した場合、入学を確約できる者
3. 慶應義塾大学卒業まで栃木県医師修学資金の貸与を受ける者
4. 慶應義塾大学卒業後、栃木県医師修学資金の貸与を受けた期間の1.5倍の期間（初期臨床研修期間を含む。）、栃木県が指定する公的医療機関等において医療に従事することを確約できる者
5. 次の(1)(2)のいずれかに該当する者

　(1) 栃木県内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者または令和8（2026）年3月卒業見込みの者
　(2) 受験生本人の出願時における住民票上の住所が栃木県内の者

出願期間

慶應義塾大学医学部一般選抜（一般枠）に準じます。

出願方法

慶應義塾大学医学部一般選抜の出願登録の際に、「栃木県地域枠」を選択してください（インターネット出願）。

「栃木県地域枠」と「一般枠」との併願はできません。

選考方法

• 第1次試験

慶應義塾大学医学部一般選抜（一般枠）と同一内容で行います。

• 第2次試験（第1次試験合格者のみ）

慶應義塾大学医学部一般選抜（一般枠）の小論文試験、面接試験に加え、栃木県の面接試験を実施します。

出願方法等の詳細については、慶應義塾大学ホームページ（外部サイトへリンク）を御覧ください。

栃木県医師修学資金貸与制度のしくみ

貸与額

入学金を含む学費相当分（6年間で2,200万円）

貸与期間

慶應義塾大学に入学した年度の4月から同大学を卒業するまでの期間

返還免除

貸与を受けた期間の2倍の期間に2年を加えた期間が経過するまでに、栃木県の指定する公的医療機関等に修学資金貸与年数の1.5倍の期間（初期臨床研修期間を含む。）勤務すると返還が免除されます。

通常は9年間で、初期臨床研修期間の2年間を含みます。

修学資金の返還

上記の返還免除要件を満たさない場合は、貸与を受けた額に年10％の割合で計算した利息を加えて一括返還しなければなりません。

なお、修学資金の返還の必要が生じた場合において、返還期日までにこれを返還しなかったときは、延滞金（年14.6％）を支払わなければなりません。

栃木県医師修学資金貸与事業の手引き【慶應義塾大学医学部における栃木県地域枠】

この制度についての詳細は、手引きで御確認ください。
令和8（2026）年度栃木県医師修学資金貸与事業の手引き 【慶應義塾大学医学部における栃木県地域枠】（PDF：598KB）

栃木県キャリア形成プログラム

地域枠学生には、大学在学中は「栃木県キャリア形成卒前支援プラン」が、大学卒業後は「栃木県キャリア形成プログラム」が適用されることとなります。

詳細は、以下のホームページで御確認ください。

栃木県キャリア形成プログラムについて

慶應義塾大学医学部栃木県地域枠の設置に係る協定締結について

更なる地域医療の確保等のため、栃木県から慶應義塾大学に対して地域枠の設置を要請し、令和6年7月25日に慶應義塾大学と協定を締結しました。

慶應義塾大学栃木県地域枠の設置について

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