重要なお知らせ
更新日:2025年3月31日
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結核は、今でも全国で1年間に1万人以上が発症している、身近な感染症です。
次のような症状がある場合は、結核を疑う必要がありますので、早めに医療機関に受診しましょう。
結核は医療機関にかかり、継続的に治療を行えば、治る病気です。
広域健康福祉センター (保健所)では、結核についての相談を受けておりますので、お気軽にお問い合せください。
2週間以上続くせき | たんなるかぜではないと疑ってみる |
たん | いつもよりせきやたんが多くなったときは要注意 |
疲労感や倦怠感 | なんとなくだるい疲れやすい |
胸の痛み | チクッという胸の痛みを感じたり、いきぎれがする |
微熱や寝汗 | 発熱以外に自覚症状がない場合がありますので注意 |
血たんや喀血 | たんの中に血が混じったり、時には血を吐くこともあります |
※結核について詳しく知りたい方は、結核研究所のホームページ(外部リンク)をご覧ください。
※結核の県内状況の推移について、Excelファイルでダウンロードできます。
早期発見は本人の重症化を防ぐためだけではなく、感染の拡大を防ぐためにも重要です。
なお、結核の早期発見には定期的な胸部エックス線検査の受診が有効です。市町や職場で実施される健康診断を年1回受診するようにしましょう。
感染症法では、高齢者における結核の発病を早期に発見するために、65歳以上の方に結核の健康診断を受けることを義務付けています。
「外国人労働者を雇用する事業主の皆さまへ」はこちらのページをご参照ください。
厚生労働省では毎年9月24~30日を「結核予防週間」と定め結核予防に関する普及啓発を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の経験から、対象を結核1つに絞らず、結核と同じ呼吸器感染症に関する知識の普及啓発も図ることとして、令和6年度から『結核・呼吸器感染症予防週間』としています。
具体的な呼吸器感染症としてインフルエンザ、新型コロナウイルス、細菌性肺炎などが挙げられます。
換気、手洗い、手指消毒、マスクの着用などが予防として有効です。
公益財団法人栃木県保健衛生事業団(結核予防会栃木県支部)と共催で県庁昭和館のライトアップを実施しました。
赤色は、世界共通の結核予防のシンボルマーク・複十字の色を表しています。
結核・呼吸器感染症予防週間について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
お問い合わせ
感染症対策課 感染症対策担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎北別館3階
電話番号:028-623-2834
ファックス番号:028-623-3759