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更新日:2020年2月18日

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酸性雨調査

 

調査の概要

日本における酸性雨問題は、昭和40年代後半頃から社会問題化し、さまざまな調査が実施されてきました。また平成3年度からは、その広域汚染の実態を把握するため、酸性雨に関する全国調査が実施されています。

栃木県では独自のモニタリング調査として、昭和60年度からろ過式採取装置を用いた酸性降下物調査を実施してきました。平成15年度からは、雨水中に溶解している物質について把握するため、宇都宮市下岡本町において湿性沈着調査を開始しました。平成20年度から平成30年度までは、日光市及び小山市においても、湿性沈着調査を行いました。

 

調査の様子

湿性沈着調査

 自動雨水採水器

雨水を感雨雪器で感知し、自動的に蓋を開閉して、雨水を採水することができます。

 自動雨水採水器の画像

 酸性降下物量調査

ろ過式採取装置

大気中の降下物と雨水に溶けている降下物の両方を一度に集めることができます。

 ろ過式採取装置の画像

分析に使用している機器

 イオンクロマトグラフ

 雨水に含まれているイオン成分の分析を行います。

 イオンクロマトグラフの画像

pH・EC計

 雨水のpH(水素イオン濃度)とEC(電気伝導度)分析を行います。

 湿性沈着量調査について、さらに詳しく知りたい方は酸性雨モニタリング手引書集(外部サイトへリンク)【環境省ホームページ】から「湿性沈着モニタリング手引き書」をご覧ください。

 

 


 保健環境センターでは、行政機関からの依頼に基づく検査を行っています。


 

 

お問い合わせ

保健環境センター

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

電話番号:028-673-9070

ファックス番号:028-673-9071

Email:kenkou-kc@pref.tochigi.lg.jp

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