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更新日:2016年1月28日

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農地の整備

農地は生命の源です。農家の方々は私たちの命の糧を生産するために、毎日ここで農作業をしています。

農村は自然の宝庫です。四季折々に変化し、耳を澄まし目を凝らせば様々な生きものたちが息づいていることに気づくはずです。

農業とは農村の自然の中で営まれる生命産業であり、その核となる農地を整備することは、私たちが安心して生きていくための糧を得ることと自然や生きものを大切にする心を育むことにつながるのです。

農地を整備するとどうなるの?

農地を整備すると、水田や畑の区画が大きくなり、大型機械を導入することで農作業の時間を大幅に短縮することができるようになります。
また用水路や排水路が整備され、水の管理が容易になるとともに、農道も広くなり農地の出入りがしやすくなることから、様々な作物を作ることが可能になります。
さらには、農地の整備に合わせた「換地」によって、広範囲に点在していた農地が集積され、効率的な農作業につながります。

他にどんな役割を果たしているの?

狭く曲がりくねった危険な道路や、大雨時にあふれる水路などが農地と一体的に整備されることで、農業面に限らず生活面の利便性が向上されるなど、農村社会における生活環境の改善に大きな役割を果たしています。

私たちの身近なところでは

地区面積の3割以内であれば、事業参加者(受益農家)の合意に基づき、農地整備事業の実施に合わせて県道や河川の改修建設用地、工業団地・住宅団地の造成地など農地以外の土地を新しく生み出すことができます。
これにより、優良農地を確保しつつ無秩序な開発を防ぎ、農村の持つ美しい環境を損なうことなく、地域社会の活性化に寄与することが可能となります

非農用地の設定

どんな事業があるの?

農村では、農業を続けていくことが困難になりつつある農家や、もっと大規模に農業をやりたい方など、たくさんの人たちが働いています。中でも、認定農業者や集落営農組織等を、担い手と言います。こうした農業の担い手となる経営体を育成するために行うほ場整備を、経営体育成基盤整備事業と言い、事業と一体的に、経営体の育成や農地の利用集積のお手伝いもしています。さらに、環境に配慮した水田環境整備高度化推進事業を実施しています。

ほ場整備を始めるには、農業意欲の高い農家がさらに活躍できるように、こうした方々が所有している農地の貸し借りに関する計画や、地域の方々の同意が必要となります。

農地の整備を実施した地区ではどのような取組みが始まっているの?

本県で農地の整備を実施した9地区における生産現場や地域の取組事例についてご紹介します。

 

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お問い合わせ

農地整備課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階

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