令和2(2020)年度塩谷南那須地域鳥インフルエンザ等防疫演習を実施しました

 鳥インフルエンザや口蹄疫等の家畜伝染性疾病発生時においては迅速かつ的確な対応が求められます。そこで、防疫作業の実施を通して危機管理体制の強化を図るため、令和2(2020)年10月29日（木曜日）に鳥インフルエンザ等防疫演習を実施し、市町、農業団体、警察、消防、県関係約70名が参加しました。

 今年度は、県北家畜保健衛生所の指導の下、那珂川町小川南運動場及び同体育館において、集合施設、防疫拠点、消毒ポイントを設営し、防疫措置従事者の受け入れや関係車両の消毒などの作業を行いました。

 また、県北家畜保健衛生所による鶏と豚の模型を使用した防疫措置のデモンストレーションも実施されました。

 今回の演習により、関係機関・団体それぞれが、初動防疫対応時における役割と迅速な対応に向けたポイントを再確認することができました。

 11月6日には香川県で国内で2年10か月ぶりになる高病原性鳥インフルエンザが発生するなど、これから渡り鳥の飛来シーズンを迎え、鳥インフルエンザ発生の危険性が益々高まっています。今後とも、関係機関・団体と情報共有し、防疫対策の徹底に努めて参ります。

 集合施設でのオリエンテーションの様子

 防疫拠点での全身消毒の様子

 消毒ポイントでの車両消毒の様子

 豚の模型を使った殺処分のデモンストレーションの様子

 

 

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