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トップ > 第1部 めざす"とちぎ"の姿 > 第1章 "とちぎ"を見る > 第1節 時代の潮流 > 5 グローバル化


第1節 時代の潮流

世界中で人や物、情報、資金の交流が活発になり、相互補完関係が強まる中で、世界での出来事が、私たちの生活や産業活動に、今まで以上に密接に、かつ瞬時に結びつくようになっています。
グローバル化は、地球規模での市場経済化による経済の発展とともに、地域間での競争の激化や経済格差の拡大、さらには雇用不安なども引き起こしています。
一方では、文化や芸術、スポーツなどの国際交流の拡大も顕著であり、私たちの暮らしを豊かにする要因ともなっています。
このような中、我が国では、経済再生と競争力強化に向けた新事業の創出や大学との連携、知的財産の活用、国際観光の振興のほか、国際交流などによる多文化共生社会※の実現に向けた取組なども進められています。
本県が、将来に向けて、知恵を活かした活力とにぎわいのある地域として発展していくためには、異文化の相互理解を深めるとともに、国際感覚を兼ね備えた人材を育成するなど、国際理解や交流を一層推進する必要があります。
また、経済面においては、グローバル化を新たな成長のチャンスと捉え、世界に通用する産業の育成など持続可能な地域経済基盤の構築を進めるとともに、国内外との幅広い分野での交流を一層活発にしながら、互いの地域がともに発展していく関係を築いていくことが求められています。
外国人入国者数・日本人出国者数及び
外国人登録者数の推移(全国) |
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資料:法務省「外国人及び日本人の出入国者統計」「在留外国人統計」 |
製造業海外生産比率の推移(全国) |
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(備考)
1. 国内全法人ベースの海外生産比率
=現地法人(製造業)売上高/(現地法人(製造業)売上高+国内法人(製造業)売上高)×100
2. 海外進出企業ベースの海外生産比率
=現地法人(製造業)売上高/(現地法人(製造業)売上高+本社企業(製造業)売上高)×100
3. 2004年度は見込額として調査したもの。
4. 2001年度に業種分類の見直しを行ったため、2000年度以前の数値とは断層が生じている。
資料:経済産業省「海外事業活動基本調査」(平成17年度) |
【多文化共生社会】日本人と外国人が、互いに文化や考え方を理解・尊重し、安心して暮らすことのできる社会
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