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トップ > 第1部 めざす"とちぎ"の姿 > 第1章 "とちぎ"を見る > 第1節 時代の潮流 > 6 高度情報化社会の進展


第1節 時代の潮流

情報通信技術(IT)の飛躍的な発展は、地球規模での社会、経済面のグローバル化の大きな要因となっているほか、私たちの社会生活においても、利便性の向上や人と人とのコミュニケーション形態の高度化など、様々な面で大きな効果をもたらしています。
一方では、急速に進む情報化の中で、パソコンや携帯電話などの情報機器の操作の習熟度や地理的要因等による通信環境の違いなどから生じる情報通信格差の拡大、システムの安全性や信頼性の確保、新たな犯罪への対応など、解決しなければならない課題も数多くあります。
今後、さらなる技術の進展により、誰もがいつでもどこでも必要な情報やサービスを活用することができるユビキタスネットワーク※社会の構築が進み、人々の暮らしが豊かで充実し、社会経済が一層発展していくことが期待されています。
県民が、高度情報化の恩恵を十分に享受できるようにするためには、情報通信格差やセキュリティ対策等に適切に対応しながら、行政サービスや地域医療などの生活に密着した分野や、様々な産業活動における情報通信技術の利活用を促進するとともに、ネットワーク社会をリードする人材を育成するなど、高度情報化社会に適応した社会システムの構築を進める必要があります。
インターネット利用人口及び人口普及率の推移(全国) |
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資料:総務省「通信利用動向調査」 |
ユビキタスネットワーク社会のイメージ |
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県企画部作成 |
【ユビキタスネットワーク】「いつでも、どこでも、何でも、誰でもアクセス可能」なネットワーク環境。なお、ユビキタスとは「遍在する、いたるところにある」という意味のラテン語に由来した言葉
【トレーサビリティーシステム】食品の安全、安心の確保のため、その履歴情報(いつ、どこで、どのように生産・流通されたか)を小売段階から生産段階までさかのぼって把握することができる仕組み
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