|
 |
トップ > 第1部 めざす"とちぎ"の姿 > 第1章 "とちぎ"を見る > 第2節 "とちぎ"のかたち > 1 "とちぎ"の可能性・潜在力 > (5)活力ある産業集積


第2節 “とちぎ”のかたち
1 “とちぎ”の可能性・潜在力
本県は、豊富な土地資源と勤勉で優秀な労働力を背景として、昭和30年代後半から積極的な工業化政策を進めた結果、先端的な技術や研究開発機能を有する企業も立地するなど、国内有数の「ものづくり」県に成長し、平成15年の製造品出荷額等が全国第11位となっています。そして、近年では、情報通信関連企業やベンチャー企業など、創造性あふれる企業の立地や創業も進んでいます。
また、全国的に高い水準にある工業や農林業に加え、商業、観光・サービス業なども時代の変化に対応しながら着実な成長を遂げてきており、本県は多様な産業がバランス良く発達しています。
近年、経済のグローバル化や企業間競争の激化に伴って、労働集約型工場の海外移転や工場の集約化などが進んでいる中にあって、本県では、県内への生産・研究開発などの機能の集約化や高度化を進める企業も見られます。
このような産業集積をもとに、知恵と技術を活かし、多様な連携を図りながら、新事業の創出や新分野への展開を進めることなどにより、付加価値の高い産業を創造していくことが期待されます。
|