重要なお知らせ
更新日:2025年12月1日
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「建築営繕課って何をしているの?」そんな疑問にお答えします。
公共施設を整備するには、企画立案から予算の確保、設計、工事と関連する業務は多岐にわたります。
このうち「建築営繕課」は、県有建築物等の企画立案協カ・設計・工事を通じて、安全安心で快適な公共施設をつくる仕事をしています。
「営繕(えいぜん)」とは、建物の新築・改修・修繕などを通じて、施設を維持・管理することを言います。
「営(つくる)」+「繕(なおす)」という意味から来ており、公共施設の整備に欠かせない業務です。
建築営繕課は、 県民の暮らしを支える施設の“守り手"として、日々の業務に取り組んでいます。
建築営繕課の業務を執行するために、設計図書の準備や入札の条件整理、予算の管理などを行います。
各業務の契約を結んだ後も、工事の内容に変更があれば設計変更を行い、お互いが了承したうえで業務を進めます。
県有建築物の新築、改築、解体などの設計監督を担当します。
県有施設を整備し快適な施設環境を整備し、県民に提供することを目的に、県の代表としてより良い施設整備を目指した設計協議を重ね、設計事務所が作成する設計書や図面等のチェックを行います。
県有建築物の新築、改築、解体などの工事監督業務を担当し、工事の品質や進捗状況を管理しています。
工事の監督では、全て設計図の通りに!とはいかないため、現場での調整も行います。
これまでの知識や経験をもとに県有施設の品質確保のために日々努力しています!
他部局の施設整備・改修に対する技術的協力を行っています。
普段、建築に携わったことがない部署では、設計図の見方や見積もりが本当に正しい金額かなど分からないことだらけ・・・そこは、建築営繕課が責任をもってバックアップします。
また、 建築基準法に基づく定期点検も実施しています。
定期点検を怠ると、 建物や設備機器などの劣化に気づかず、 建物を使用している方が怪我をしてしまったり、 建物の寿命が早まってしまいます。 そのため、 毎年点検を行い、 県有建築物の状態把握に努めています。
施設整備に向けた企画・計画策定の支援や、それに伴う予算要求の支援を実施します。
また、施設を長く使っていくため長寿命化の取組も担当します。県民が利用する県有建築物を長く使うために適切に維持管理していくための重要な施策です。
ここでは、 建築営繕課と他行政とでは、 扱う業務がどう違うのかについてわかりやすく紹介します。
「○○市に住んでいるけど、 ○○市の建築課と栃木県の建築営繕課の違いは何?」
「栃木県の建築課は営繕と指導の2種類あるけど、それぞれどんな仕事をしているの?」などの疑問が、 これを読めば解消されると思います!
また、これまで建築営繕課が工事に携わった代表的な建築物の紹介もしているので、最後までご覧ください。
なので例えば、市役所は、○○市では子どもの数が多く小学校や中学校が足りずに困っているので、市民の要望を叶えるために、新築をしたり教室の増築を検討しますが、県では、○○市の子どもの数は多いが、県としてみると少子化が進んでいるので高校の統廃合を検討するなど、県全体の状況を鑑みながら業務を行います。
建築指導課は建築基準法の運用、関係法令の取扱い、申請された建築物の確認申請・指導を担当しています。
建築営繕課と建築指導課は、両者とも建築に関わる部門ですが、営繕課は「県の施設を作る技術部門」、指導課は「民間の建築をチェックする」いわゆる許認可を扱っています。
設計中の施設、工事中の現場、完成した建物など、写真でわかりやすく紹介しています。
栃木県民なら一度は見たことがある建築物があるはず!


栃木県那須庁舎 栃木県立宇都宮産業展示館 栃木県子ども総合科学館
「施設を整備するのも、はじめの一歩が肝心です。
建築関係職は、それらの企画から設計・工事に携わる幅の広い仕事が出来ます。
地図に残る仕事のひとつの答えとして、おすすめします!」
ー建築職 ベテラン職員
「入庁する前は、役所の職員は堅苦しいイメージや服装や髪型に制限が多いと思っていましたが、全くそんなことはなく、和気あいあいとした職場だったため、安心し、すぐに打ち解けることができました。」
ー建築職 若手職員
建築営繕課の魅力は?
私たちは言わば「プロの施主」として、 設計事務所が作成した設計書に対して、法律に則っているか、図面に問題はないか、費用は足りているかなどを確認し、設計事務所へ意見をします。県民が利用する建物に携われることや、1年間で様々な工事に触れる機会があることが魅力です。
現場に出ることはあるの?
定例会議に出席したり、工事監督として現地確認のため、必要に応じて現場へ行きます。安全対策を徹底し、図面との整合性や事故を未然に防止するよう、隅々まで確認をします。
研修やOJTで必要な知識を身につけられます。
課内では、どんな知識やスキルが求められる?
基本的な建築知識、コミュニケーション、調整力、文書作成能力などが必要になりますが、入庁後の研修で段階的に習得するため、安心して下さい!
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