
4 自然とのふれあい活動の推進
1 自然とのふれあい活動推進の背景
- かけがえのない自然を次の世代に引き継いでいくためには、自然ふれあい活動を通して、自然を知り、その営みに感動し、安らぎを得ることにより自然を大切にする心を育んでいくことが重要です。
- 日光国立公園や県立自然公園において、多くの人が自然と触れ合うことのできる歩道や駐車場などの公園施設が整備されており、自然ふれあい活動の場として活用されています。
自然観察会
2 自然ふれあい活動の推進
1 ふれあい活動の情報や機会の提供
- 日光自然博物館や塩原温泉ビジターセンターなどにおいて、自然観察会等の体験機会の充実を図るなど、ふれあい活動に関する情報や機会の提供に努めています。19年度は、9,432人が自然観察会等に参加しました。
- 都市と農村の交流を促進するため、交流基盤の整備促進や農村情報の提供を行っています。
2 人材の育成と活用
- 県と市町で構成する栃木県自然ふれあい活動推進協議会において、自然ふれあい活動指導者養成講座を実施し、指導者の養成を図っています。
- 同講座の修了者を自然ふれあい活動指導者として登録し、学校や市町が主催する自然観察会等に紹介しています。
3 自然とのふれあいの場の確保
- 日光国立公園や県立自然公園において、安全で快適に自然とのふれあいが体験できるよう、歩道や園地などの自然公園施設の整備を進めています。
- 首都圏自然歩道の利用を促進するため、老朽化の進んだ標識、階段等の再整備等を行っています。
- 奥日光地区では、湖畔園地、イタリア大使館別荘記念公園、中禅寺湖畔ボートハウス等の管理運営を行っています。