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県内企業の声

住友ベークライト株式会社 宇都宮事業所

宇都宮事業所  鹿沼事業所
企業名 住友ベークライト株式会社 宇都宮事業所
住所 〒321-3231
栃木県宇都宮市清原工業団地20-7
TEL 028-667-6211
ホームページ http://www.sumibe.co.jp/
※クリックすると別ウィンドウで開きます

プラスチックの新たな「機能」を創造し、社会の発展に貢献するグローバル・エクセレント・カンパニーとして、最先端技術を駆使し数々の実績を残し続けている住友ベークライト株式会社様。 今回は、清原工業団地にある宇都宮事業所様をお訪ねし、宇都宮工場長の山謙次様にお話を伺いました。

主な事業内容について


【 半導体封止用エポキシ樹脂成形材料 】

 社名の「ベークライト」とは最も歴史の古いプラスチックであるフェノール樹脂で、明治40年(1907年)アメリカ人のベークランド博士が開発し、命名しました。日本で初めて工業化されたフェノール樹脂の事業は当社が継承し、これが社名の由来となっています。
 宇都宮事業所には工場部門と研究開発部門があり、宇都宮工場は昭和59年(1984年)に操業を開始した情報通信関連材料を製造するハイテク工場です。 当工場では携帯電話、パソコン、テレビ、自動車に至るまでさまざまな製品に使用される半導体の製造工程で必要となる、半導体液状封止樹脂、ダイボンディング用ペースト、半導体用ウェハーコート樹脂、半導体用接着テープなどを生産しています。
 また、研究開発部門は情報通信材料総合研究センターと称し、半導体先端パッケージングの材料開発、組立、高密度実装、分析・評価までのトータルソリューションをお客様に提供する、情報通信材料の研究開発拠点です。

企業にとっての栃木県の立地環境について

【宇都宮工場長 山 謙次様】

 昭和50年代、当社を代表する半導体封止材料であるスミコンEME製品の更なる増産・事業拡大に伴い、当時、首都圏100km圏内にあること、道路交通網・共同処理場・緑地環境施設等の充実、さらには内陸部で日本最大級の規模を誇っていた点も加味し、清原工業団地に進出を決定しました。

「MADE in とちぎ」製品のセールスポイントについて

【フルオートワイヤーボンダー】

 今やあらゆる電子機器に半導体は使用されていますが、当社の半導体封止材料スミコンEMEは世界No.1の地位を誇っており、ここ宇都宮事業所はスミコンEMEの研究開発拠点となっています。
 宇都宮工場の生産品では、平成9年(1997年)に、半導体製造工程で使用する、ポジ型感光性ポリイミドの量産を世界で初めてスタートさせました。
 半導体ウェハーコート樹脂であるスミレジンエクセルCRCはその高い品質と環境安全性の特徴を擁し、多くのお客様のニーズに応え高い評価をいただき、現在では世界をリードする製品に成長しています。
 また、半導体ダイボンディングペーストのスミレジンエクセルCRMも国内No.1の地位を築いています。

地域貢献活動について

 清原工業団地内企業の一員として、工業団地内の交通安全、環境保全、美化等の活動へ積極的に参加し、地域および工業団地の発展に寄与することを目指しています。毎年、大学、高専生のインターンシップの学生受入れを実施しています。
 また毎年、『環境・社会報告書』を発行し、環境対応から人権・教育研修などの取組について報告しています。

県民に対して一言

 当社の事業が継続的に維持・発展を遂げることにより、地元の雇用をはじめ、栃木県や宇都宮市のさらなる発展に結びつけばと考えています。そのためには毎日を真面目に、そして一所懸命に取り組む姿勢が大切だと思っています。
 栃木県は文化や歴史、温泉施設等も充実しており、さらには交通インフラの整備など首都圏へのアクセスの良さもあり、働く上での生活基盤としては非常に恵まれた環境だと実感しています。

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