炬火台・炬火トーチ

いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会で使用する炬火台、炬火トーチのデザイン決定

 両大会の開・閉会式や県内各市町が炬火の採火等をする炬火イベントで使用する『炬火台』と『炬火トーチ』のデザインが決定しました。

 令和2(2020)年7月から10月にかけ、デザインの一般公募を行い、炬火台126作品、炬火トーチ155作品の応募をいただきました。その後、「炬火台、炬火トーチデザイン選定委員会」「式典専門委員会」での審査等を経て、各賞が正式に決定されました。なお、最終選考に残った最優秀賞以外の作品について、優秀賞を授与することといたしました。

 本県にゆかりのある皆様から、多くの素晴らしい作品を応募いただき誠にありがとうございました。今後は、最優秀賞のデザインを基に炬火台、炬火トーチを製作するなど、両大会の準備を進め、開催機運を盛り上げてまいります。

1 応募状況

 

作品数

内訳

炬火台

126

園児1点、小学生9点、中学生20点、高校生43点、大学・専門学生16点、一般37点

炬火トーチ

155

小学生17点、中学生39点、高校生40点、大学・専門学生24点、一般35点

 

2 最優秀賞

炬火台

【受賞者・職業】

田口 義尚(たぐち よしなお)さん

デザイナー

(株式会社みやもと)

【受賞者デザイン解説】
  • 大谷石と赤いガラスでいちご型に組み上げた。
  • 炬火がともることで、燃えさかるいちごが完成する。
  • 選手たちの大会に向けた熱く強い願いや思いを、栃木らしさを交えつつ表現した。

 

炬火トーチ

 

【受賞者・職業】

伴印刷株式会社

新保 怜奈(ばんいんさつかぶしきがいしゃ しんぼ れな)さん

デザイナー

【受賞者デザイン解説】
  • 緩やかなカーブで描かれた形は、栃木に流れる鬼怒川、那珂川、田川、荒川、思川の流れをイメージし、緑のラインは、栃木の自然を表現している。
  • 選手たちの一人一人のエネルギーを湾曲した線で表現した。

4 優秀賞について

炬火台

【受賞者・職業】

 本人希望により非公表

 

【受賞者デザイン解説】

  • 栃木県の豊かで雄大な自然をイメージ
  • 栃の葉に彩られた中禅寺湖を県鳥オオルリが羽ばたき、アスリートたちも未来に向かって羽ばたいて欲しいという願いを込めた。

【受賞者・職業】

 本人希望により非公表

 

【受賞者デザイン解説】

  • 本県特産のいちごをイメージした。
  • いちごを前面に押し出し、この国体で本県の魅力を全国に強く印象づけ記憶に残すことを考え、かなりインパクトのあるデザインを試みた。

炬火トーチ

【受賞者・職業】

 松尾 怜奈(まつお れな)さん

 大学生(東洋大学3年)

 

【受賞者デザイン解説】

  • 県鳥のオオルリをモチーフとして、今はまだ小さな子どもの鳥でも精一杯つばさを広げて夢の舞台へ羽ばたいて欲しいという思いからデザインした。

【受賞者・職業】

 戸室 多美子

(とむろ たみこ)さん

 学校職員

【受賞者デザイン解説】

  • 本県を象徴するいちごをモチーフとした。
  • 大人も子どもも親しめるように、県内の伝統工芸である「竹工芸」からイメージ
  • 柄の部分はTOCHIGIの頭文字「T」を彫刻