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更新日:2023年10月31日

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野鳥の鳥インフルエンザに関する情報

 県内の死亡野鳥等における鳥インフルエンザの発生状況及び野鳥との接し方等については以下のとおりです。

1  令和5(2023)年度の発生状況について

現在、県内で鳥インフルエンザの発生はありません。

 

※全国の状況(環境省ホームページ)

   https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

2  野鳥との接し方について

  鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常の日常生活では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。

  ただし、野生動物は、鳥インフルエンザウイルスに限らず様々な雑菌等を保有していることがあります。野鳥などに素手で触るような過度な接触は避けましょう。

 なお、野鳥(特にカモ類、ハクチョウ類など)への餌やりは、カモ類などを寄せ集め、野鳥間において鳥インフルエンザなどの感染症を拡大させるおそれがあるため、自粛をお願いします。

 また、野鳥を観察する際は、野鳥に触れたり、排泄物などを踏まないように注意するとともに、水鳥の排泄物などを踏むような場所に立ち寄った場合は、ウイルスを他の場所へ運ばないようにするため、靴底を洗ってください。

死亡野鳥や衰弱した野鳥を発見した場合

  野鳥は、野生で生まれ様々な原因で弱ったり死んだりします。死んでいるからといって、直ちに感染症を疑う必要はありません。ただし、万が一のため死んだ野鳥などには触れないようにしてください。

  野鳥が一箇所に多数死んでいたり、外傷などがなく異常な状況で死んでいたりした場合には、お近くの環境森林事務所又は森林管理事務所に御連絡ください。 死亡野鳥の種類や羽数、個体の状況等により高病原性鳥インフルエンザの検査対象となる可能性があります。

(参考)鳥インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

相談窓口

市町 連絡先
鹿沼市、日光市 県西環境森林事務所環境企画課
 0288-21-1178
宇都宮市、真岡市、上三川町、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町 県東環境森林事務所環境企画課
 0285-81-9001
大田原市、那須塩原市、那須烏山市、那須町、那珂川町

県北環境森林事務所環境企画課
 0287-23-6363

足利市、栃木市、佐野市、小山市、下野市、壬生町、野木町 県南環境森林事務所環境企画課
 0283-23-1441
矢板市、さくら市、塩谷町、高根沢町 矢板森林管理事務所管理課
 0287-43-0427
本庁所管課

自然環境課保護担当
 028-623-3207

3  死亡野鳥等調査について 

  県では、環境省が設定する「対応レベル」と「検査優先種(鳥の種類)」に応じて、死亡野鳥等を回収し、検査を実施しております。
  現在の対応レベルは「3」で、死亡野鳥の回収基準は以下のとおりです。

検査優先種1:1羽以上
検査優先種2:1羽以上
検査優先種3:3羽以上
その他の種 :5羽以上

検査優先種1  

カモ目カモ科 ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ
カイツブリ目カイツブリ科 カイツブリ、カンムリカイツブリ
ツル目ツル科 マナヅル、ナベヅル
チドリ目カモメ科 ユリカモメ
タカ目タカ科 オジロワシ、オオタカ、ノスリ
ハヤブサ目ハヤブサ科 ハヤブサ

 

検査優先種2   

カモ目カモ科 マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ
タカ目タカ科 オオワシ、クマタカ
フクロウ目フクロウ科 フクロウ 

 

検査優先種3 

カモ目カモ科 カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種)
カイツブリ目カイツブリ科 ハジロカイツブリ等(検査優先種1、2以外全種)
コウノトリ目コウノトリ科 コウノトリ
カツオドリ目ウ科 カワウ
ペリカン目サギ科 アオサギ
ペリカン目トキ科 クロツラヘラサギ
ツル目ツル科 タンチョウ等(検査優先種1、2以外全種)
ツル目クイナ科 オオバン
チドリ目カモメ科 ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1、2以外全種)
タカ目ミサゴ科 ミサゴ
タカ目タカ科 トビ等(検査優先種1、2以外全種)
フクロウ目 コミミズク等(検査優先種1,2以外全種)
ハヤブサ目 チョウゲンボウ等(検査優先種1,2以外全種)
スズメ目カラス科 ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

その他の種 

  上記以外の鳥種すべて

(参考)令和3(2021)年度、令和4(2022)年度の発生状況について

令和4(2022)年度

市町村 試料 回収日 簡易検査 遺伝子検査 高病原性鳥インフルエンザ
大田原市 死亡野鳥(オオハクチョウ) 12/9 12/9陰性

12/15陽性

12/16陽性(H5亜型)
佐野市 死亡野鳥(ハクチョウ(種不明)) 1/3 1/3陰性 1/10陽性 1/12陽性(H5亜型)
下野市 死亡野鳥(ノスリ) 1/18 1/18陽性 1/24陽性 1/24陽性(H5亜型)
大田原市 死亡野鳥(オオハクチョウ) 2/9 2/9陰性 2/13陽性 2/15陽性(H5亜型)
宇都宮市 死亡野鳥(オオタカ) 2/17 2/17陽性 2/21陽性 2/22陽性(H5亜型)
真岡市 死亡野鳥(カケス) 2/21 2/21陽性 2/24陽性 2/28陽性(H5亜型)
宇都宮市 死亡野鳥(オオタカ) 3/6 3/6陽性 3/8陽性 3/9陽性(H5亜型) 

令和3(2021)年度

  県内の野鳥に鳥インフルエンザの発生は確認されませんでした。

 

お問い合わせ

自然環境課 自然保護担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階

電話番号:028-623-3207

ファックス番号:028-623-3259

Email:shizen-kankyou@pref.tochigi.lg.jp

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