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更新日:2023年12月28日

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障害者の雇用促進について~企業の皆様へ~

事業主には障害者雇用の義務があります

障害者雇用率制度

   「障害者の雇用の促進等に関する法律」(障害者雇用促進法)に基づき、従業員が一定数以上の規模の事業主は、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を所有する障害者を法律で定めた割合(法定雇用率)以上、雇用する義務があります。

★令和6(2024)年4月1日から、法定雇用率が引き上げられます。

  現在 令和6(2024)年4月から 令和8(2026)年7月から
民間企業の法定雇用率 2.3% 2.5% 2.7%
対象事業主の範囲 43.5人以上 40.0人以上 37.5人以上

(参考)障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について(PDF:637KB)

          厚生労働省  障害者雇用対策(外部サイトへリンク)

          「令和5年  障害者雇用状況の集計結果」(PDF:4,193KB)が令和5(2023)年12月に発表されました。

障害者雇用納付金制度

   障害者を雇用するには、作業施設・設備の改善や職場環境の整備等が必要なため、障害のない人の雇用に比べて経済的負担を伴うことがあります。その経済的負担を調整し、障害者の雇用の促進等を図る制度です。詳しくは、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 栃木支部 高齢・障害者業務課(外部サイトへリンク)までお問い合わせください。その他の助成金については、栃木労働局ホームページ(外部サイトへリンク)を御覧ください。

障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす)

   障害者の雇用促進及び雇用安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主を、厚生労働大臣が認定する制度(もにす認定制度)です。認定制度により、障害者雇用の取組に対してインセンティブを付与するとともに、認定を受けた事業主の取組状況を公表し、中小事業主全体で障害者雇用の取組が進展することが期待されます。

もにす文字つき(外部サイトへリンク)

★県内の認定企業はこちら

【2020年度認定】ヘイコーパック株式会社(芳賀町)(外部サイトへリンク)

【2021年度認定】株式会社吉川油脂(佐野市)(外部サイトへリンク)

【2023年度認定】株式会社沼尾(日光市)(外部サイトへリンク)

障害者雇用のステップ

STEP1:【相談】障害者を雇用するにはどうすれば良いのか? 

★サポートサービスを利用する

   県では、企業における障害者の雇用及び職場定着を支援するため、「障害者雇用・定着支援強化事業(外部サイトへリンク)」を実施しています。各企業の実態に応じて、関係機関と連携しながら個別の支援を行います。詳しくは「障害者雇用サポートサービス(外部サイトへリンク)」を御確認ください。

☆関係機関とちまるくん(困る)

ハローワーク…障害者専門の職業相談窓口を設置し、求人票の受付等を行っています。

(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 栃木支部(外部サイトへリンク)

…障害者雇用納付金や助成金の申請、職場適応のためのジョブコーチによる支援等を行っています。

障害者就業・生活支援センター

…障害の特性を踏まえた雇用管理についての助言等を行っています。

☆実例を参考にする

(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 栃木支部(外部サイトへリンク)

栃木県内企業の障害者雇用取組事例集

障害者と共に働くガイドブック

 STEP2:【受入準備】受入態勢を整えましょう!

   業務内容や配置部署を選定するとともに、受入部署への説明等による社内意識の向上を図りましょう。

また、障害者を短期職場実習で受入れることで、企業・障害者双方において具体的なイメージを持つことができ、不安軽減につながります。

★障害者就業体験事業

   2週間程度の就業体験が可能な事業所を募集しています。受入協力事業所として登録いただくと、スムーズに実習受入ができます。

募集案内(PDF:409KB)申請書(ワード:18KB)とちまるくん(働く)

特別支援学校の現場実習に御協力ください(チラシ)(PDF:2,908KB)

☆差別の禁止

   障害のある方のみ不利な条件を設けることは差別に当たりますが、積極的に差別をなくす措置として障害のある方に有利な取扱いを行う場合は差別とはなりません。

☆合理的配慮

   障害によっては、通常の時間に通勤することが困難であったり、体調が良いとき・悪いときの波があったりします。本人の体調を考慮し、業務量などを調整していく配慮が必要です。

   障害福祉課の障害者差別解消のページも御覧ください。

STEP3:【採用】求人票を作成し、障害者を採用しましょう!

   ハローワークへ求人を出し、障害者就職面接会への参加(外部サイトへリンク)等により、応募者を選考しましょう。

STEP4:【定着】職場へ定着させましょう!

    関係機関と連携しながら、安定した雇用のための職場環境づくりを継続し、職場定着を図りましょう。

障害者雇用優良事業所等知事表彰

   県では、毎年9月の「障害者雇用支援月間」に合わせ、障害者の雇用安定を図るため、これに貢献した事業所等に対して、その功績をたたえ知事表彰を実施しています。

  令和5(2023)年度知事表彰受賞者
障害者雇用優良事業所 社会福祉法人宝生会(宇都宮市)
優良勤労障害者 齋藤 真幸美氏(鹿沼市 社会福祉法人希望の家 勤務)

★過去の受賞企業は、『とちぎの働きやすい企業』のページにおいてインタビュー形式で紹介しています。

アビリンピックについて

   アビリンピックとは、「障害者技能競技大会」のことで、アビリティ(Ability:能力)とオリンピック(Olympic)を合わせた言葉です。15歳以上の障害のある方々が、日頃培った技能を互いに競い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害のある方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的として、昭和47(1972)年からほぼ毎年開催されています。

とちぎアビリンピックについて

全国アビリンピックについて(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

労働政策課 雇用対策担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

電話番号:028-623-3224

ファックス番号:028-623-3225

Email:rousei@pref.tochigi.lg.jp