栃木県総合計画 とちぎ元気プラン 2006〜2010
知事あいさつとちぎ元気プラン策定経過

トップ > とちぎ元気プラン > 本文[HTML版]

トップ > 第2部 県政の基本方向 > 第2章 基本政策 > 基本目標3 > 政策31 > 314 活力ある林業・木材産業の振興

314 活力ある林業・木材産業の振興

施策の目標

 森林資源の循環利用を推進し、活力ある林業・木材産業を確立します。

現状と課題

  • 輸入木材との競合等による国産材の需要減少・価格低迷が続き、林業・木材産業は活力が低下しています。
  • 林業の担い手は高齢者が多くを占めており、円滑に世代交代が行われていない現状にあります。
  • 森林を育てて、成熟した資源を木材として利用し、また育てるという森林資源の循環利用が滞っていることから、水源かん養や二酸化炭素吸収などの森林の持つ公益的機能の低下が危惧されています。
県内素材価格及び素材供給量
「県内素材価格及び素材供給量」のグラフ
注)価格は、スギ丸太(柱材・直径14〜18cm)の値
資料:農林水産省「木材需給報告書」
県林務部「木材関係統計資料」

施策の展開 参照:第3部

森林資源の充実と循環利用を支える人とシステムづくり
 間伐等の森林整備を促進し、健全で木材生産機能の高い森林をつくります。
 また、豊かな森林を次の世代に引き継いでいくため優れた林業担い手を育成するとともに、林業事業体の体質強化を図ります。

  • 森林施業の集約化等の促進

低コスト林業の基盤づくり
 森林の適正な管理や効率的な林業生産活動に不可欠な林道・作業道などの生産基盤を整備するとともに、高性能林業機械の導入を図り、低コスト林業を推進します。


県産材の安定供給と利用拡大
 消費者ニーズに対応し、品質の高い県産材を安定的に供給する体制を整備するとともに、環境にやさしい自然素材である木材の利用拡大を図ります。

  • 県産材利用住宅の建設促進

成果指標 (施策の達成状況を見る尺度)

成果指標名
概ね
10年前
概ね
5年前
基 準
目 標
長期目標
県内製材品出荷量(国産材) 361 千m3
(H6)
298 千m3
(H11)
266 千m3
(H16)
290 千m3
(H22)
290 千m3
(H27)
森林組合作業員の1日当たりの素材生産量 2.5 m3/人日
(H6)
2.1 m3/人日
(H11)
2.7 m3/人日
(H16)
2.9 m3/人日
(H22)
3.1 m3/人日
(H27)
森林組合作業員の平均年齢 57 歳
(H6)
57 歳
(H11)
52 歳
(H16)
48 歳
(H22)
48 歳
(H27)

概念図

期待される主な主体の役割

期待される主な主体の役割イメージ

◆部門計画 「とちぎ森林・林業・自然ふれあいプラン」(H18〜H22)

「総合計画」についてのご意見はこちらへ

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20

栃木県総合政策部総合政策課

TEL 028-623-2206 FAX 028-623-2216 E-mail sogo-seisaku@pref.tochigi.lg.jp