重要なお知らせ
ホーム > くらし・環境 > 協働・社会貢献 > 県民協働 > 輝く“とちぎ”づくり表彰について > 令和7(2025)年度 輝く“とちぎ”づくり表彰
更新日:2025年12月8日
ここから本文です。
栃木県では、NPO・ボランティア団体が地域課題の解決に向けて行う、栃木県内における優れた社会貢献活動を表彰しています。
第9回目となる令和7年度は、最優秀賞1取組、優秀賞2取組を表彰しましたので御紹介します。
義務教育未修了者や形式卒業生、学齢経過外国人など、義務教育課程を十分に学べていない方に対する学びの場が必要であるとの課題感から、団体が協働し、県内3カ所に自主夜間中学を開設した取組です。学習者の多様な学習ニーズに寄り添い、スタッフのスキル向上に取り組んでおり、多くの学習者の高校・大学進学を後押ししています。
栃木県では、令和8年4月の公立夜間中学開校に向けた準備を進めているところですが、行政に先んじた、困難な事案への取組であることが高く評価されました。

(協力機関:鬼怒川漁業協同組合日光支部、水産研究・教育機構、日光砂防事務所、栃木県日光土木事務所、古河日光発電株式会社、JOFI栃木、日光市立小学校[清滝・安良沢・轟・日光])
過疎化により河川や森林の維持管理が困難となり、日光地域の象徴であるニッコウイワナが激減していることに課題があったことから、大谷川流域の小学校を対象に、イワナのふ化観察のほか、漁協や行政機関と連携して河川環境、流域防災、水力発電など川に関する幅広い授業を実施しています。地域資源に着目し、次世代の担い手育成や他主体と協働する仕組みづくりに成功しているモデルケースであり、県内の他地域への波及が期待できることが高く評価されました。

子どもたちには、教育現場や行政だけでは対応が難しい問題があることに着目し、地域全体で子どもを見守り支える連携体制を構築しようと、本屋や駄菓子屋等を拠点に、大人も含めた多世代の交流創出に取り組んでいます。若い世代が中心となった取組で、地域の拠点創出を通した多方面への活動の発展が期待できる将来性が高く評価されました。

令和7(2025)年11月6日(木曜日)栃木県昭和館正庁において、表彰式を開催し表彰状の贈呈を行いました。

お問い合わせ
県民協働推進課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館7階
電話番号:028-623-3422
ファックス番号:028-623-2121
Email:kyodo@pref.tochigi.lg.jp