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更新日:2023年7月1日

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性暴力被害について相談したい

性暴力とは

性暴力は同意のない・対等でない強要された性的な行為です。

相手がどんな人でも(恋人、家族、親族など)、同性でも異性でも、どのような状況でも、本人が望まない性的な行為は、人権と尊厳を傷つける暴力です。

写真やビデオを勝手に撮る、それらを勝手に公開するといった行為も性暴力です。

薬物やアルコールを使用した性暴力被害も起きています。

性暴力に関する誤った認識

性暴力の加害者は見知らぬ人が多いと思われがちですが、実際には面識がある者からの被害が大多数で、家庭内でも発生しています。

また、被害にあうのは女性だけではありません。小さい子どもや男性も性暴力被害にあっています。

とちぎ性暴力被害者サポートセンター(愛称:とちエール)

とちエールは、性犯罪・性暴力被害にあわれた方を総合的に支援するための相談窓口です。

 性別・年齢にかかわらず、どなたでも安心して相談してください。

 電話相談来所相談(栃木県済生会宇都宮病院内)を実施しています。相談は無料です。

 家族や友達には言いにくい、でも誰かに話を聞いてもらいたい…

 そんなときはひとりで悩まず電話してください。秘密は必ず守ります。

電話相談

全国共通短縮ダイヤル8891(はやくワンストップ) ※通話料無料

  • NTTひかり電話からは、フリーダイヤル0120-8891-77にお電話ください。
  • 短縮ダイヤル及びフリーダイヤルは、全国どこから電話しても、最寄りのワンストップセンターにつながります。(栃木県内で短縮ダイヤルまたはフリーダイヤルに電話すると、とちエールにつながります。)
  • 一部のIP電話等からはつながりません。上記電話がつながらない場合等は、とちエールの相談専用ダイヤル028-678-8200(ハートにおうえん)に直接お電話ください。(通話料がかかります)

とちエール相談時間

  • 月曜日から金曜日

 9時から17時30分まで

  •  土曜日

 9時から12時30分まで

  • 第2土曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)を除きます。
  • 時間外・休日は、コールセンターにつながり相談できます。
  • 来所相談を希望される場合も、まずはお電話ください。

とちエール支援内容

 とちエールでは、被害者の意思を尊重しながら、ニーズに応じた医療機関、関係機関と連携・協力し、少しでも早く心身が回復するように、必要な支援を行います。

  • 医療的支援:産婦人科医等への連絡・受診
  • 捜査関連支援:警察への申告など(本人の意思を尊重します。)
  • 心理的支援:相談、カウンセリングなど
  • 法的支援:弁護士による法律相談など
  • 生活・その他支援:付添い支援、必要な支援機関・団体の紹介など

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とちエールリーフレット(PDF:3,568KB)

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とちエールカード(PDF:426KB)

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とちエールポスター(PDF:1,708KB)

済生会宇都宮病院(外部サイトへリンク)

その他の相談窓口

 毎日17時から21時まで、相談員が待機してチャットでお話しをうかがいます。

 キュアタイムカード

0120-363-339「♯8103(ハートさん)」(24時間365日受付)

性暴力被害者の実態

  • 内閣府「男女間における暴力に関する調査」(令和3(2021)年3月)

 全国20歳以上の男女5,000人を対象とした無作為抽出によるアンケート調査の結果です。

  1. 無理やりに性交等をされた被害経験がある人は4.1%です。およそ24人に1人が被害にあっています。性別でみると、女性は6.9%、男性は1.0%という結果でした。
  2. 被害にあった時期は、20歳代が45.8%と最も高くなっていますが、10歳代以下(小学校入学前から19歳まで)を合計すると49.4%となり、低年齢でも多くの被害にあっていることが分かります。
  3. 加害者との関係では、「まったく知らない人」は12.0%であり、大多数が面識のある者から被害を受けています。

  4. 無理やりに性交等をされた男性の約7割女性の約6割が、誰にも相談しなかったと回答しています。

  5. 被害を相談しなかった理由では、「恥ずかしくて誰にも言えなかった」が最も多く、次いで「自分さえ我慢すれば…」「そのことについて思い出したくなかった」などとなっています。

被害者の身近なあなたへ

  • 耳を傾けて寄り添って

被害者の気持ちを尊重して、穏やかに話を聴いてください。

「よく話してくれたね」と励ましてください。

せかしたり、話を遮ったり、お説教をしないようにしましょう。

被害を打ち明けることは、とても勇気がいることなのです。

 

  • 被害の事実を受け止めて

「うそでしょう!」、「信じられない!」、「本当なの?」などと言ってしまいがちです。

被害者を責めたりせずに、被害者を受け入れてください。

「あなたが不注意だった」、「どうして逃げなかったの」「そうしなければよかったのに」など、被害者を責めないでください。

悪いのは加害者であり被害者ではありません。

 

  • 長い目で見守って

被害による動揺や傷つきから、心や体に大きなダメージを受けます。

不安定な状況は少しずつ改善します。

早く回復するように焦らず、いつでも話しやすい環境にしてください。

 

  • とちエールを紹介してください。

ひとりで悩んでいる被害者の方に気付いたら、とちエールへの相談をすすめてください。

子どもの性暴力被害

性暴力を受けた子どもたちは、心やからだに大きなダメージを受けているにもかかわらず、誰にも言えずひとり悩み苦しんでいます。

また、子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、性暴力について知ることも大切です。

子どもたちのためにできること

性暴力を受けた子どもたちの回復には、身近な大人の理解と適切な対応が必要です。

「子どもたちのためにできること」は、性暴力被害を受けた子どもへの対応などをまとめたリーフレットです。

内容

  • 性暴力とは
  • 被害の特徴
  • 被害を受けた子どもの具体的な症状
  • 被害を受けた子どもへの対応
  • プライベートゾーンについて
  • 相談機関一覧

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からだをまもる

子ども向けの性暴力被害予防のためのリーフレットです。

子ども向け性暴力被害予防啓発リーフレット「からだをまもる~性暴力って何?~」(PDF:1,198KB)

AV出演被害問題

AV出演被害により、出演者の心身や私生活に将来にわたり取り返しのつかない重大な被害が生じるおそれがあり、また、現に生じていることを踏まえ、全ての年齢、性別の者について、被害を防止し、また、被害を受けた出演者の救済に資するために徹底した対策を講じる必要があることから、令和4(2022)年6月23日にAV出演被害防止・救済法が施行されました。

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法律のポイント

  • 契約締結時には、契約書等を交付し、契約内容について説明する義務があります。
  • 契約してから1か月は撮影してはいけないこと、撮影時には出演者の安全を確保すること、撮影や嫌な行為は断ることができること、公表前に事前に撮影された映像を確認できること、すべての撮影終了後から4か月は公表してはいけないことを義務付けています。
  • 撮影時に同意していても、公表から1年間(法の施行後2年間は「2年間」)は、性別・年齢を問わず、無条件に契約を解除できます。
  • 契約がないのに公表されている場合や、契約の取消・解除をした場合は、販売や配信の停止などを請求することができます。

法律の条文や概要、契約をなかったことにするための様式などについては、内閣府ホームページ「法律について知りたい方へ」(外部サイトへリンク)をご確認ください。

AV出演で悩んでいる方へ

AV出演契約の取消・解除や差止請求のやり方などについては、とちエールで相談できます。一人で悩まず相談してください。

【電話相談】

全国共通短縮ダイヤル8891(はやくワンストップ) ※通話料無料

  • NTTひかり電話からは、フリーダイヤル0120-8891-77にお電話ください。
  • 短縮ダイヤル及びフリーダイヤルは、全国どこから電話しても、最寄りのワンストップセンターにつながります。(栃木県内で短縮ダイヤルまたはフリーダイヤルに電話すると、とちエールにつながります。)
  • 一部のIP電話等からはつながりません。上記電話がつながらない場合等は、とちエールの相談専用ダイヤル028-678-8200(ハートにおうえん)に直接お電話ください。(通話料がかかります)

 

【AV出演契約をなかったことにするには】

メールやSNSで「イヤ」と伝えるだけでAV出演契約をなかったことにすることができます。

こちら(内閣府ホームページ)をご確認ください。(外部サイトへリンク)

 

【AV出演被害救済・防止法でできることを簡単な言葉で解説しています】

アダルトビデオに出る約束(契約)に誘われた方や契約をした方に知ってほしいことを書いています。

こちら(内閣府ホームページ)をご確認ください。(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

人権男女共同参画課 女性自立支援担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館7階

電話番号:028-623-3601

ファックス番号:028-623-3150

Email:joseishien@pref.tochigi.lg.jp